2009年 08月 07日
No.697 8月7日(金):脳センス。 |
★このブログは毎日更新予定です(意気込みレベル。)
こんにちは。電車で隣に座った酔っぱらいが「超」臭くてたまらなかった遠藤です。
さて、昨日、「何故、言語と論理が不足した大人になってしまうのか」ということを記しました。
※「言語と論理」がないということは、「考える力」が弱いということになるので、この後の文章では「考える力」という言葉を使いたいと思います。
そのことについて、別々に見聞きした興味深い話題を2つ紹介します。
1つ目は、人間の脳センス、つまり、モノの考え方や、モノの捉え方は10才までに80%程度が決まってしまうことが、ほぼわかっているということです。
親の生き方を子供の脳は見ているというのです。このことは自身の親としての経験からも裏付けられることもあり、「なるほどな~」と思いました。
スポーツ選手の子供がスポーツ選手になったり、ダメ芸能人の子供がぐれたりするのは、このことが大いに影響しているとのことでした。
残りの20%が10才以降の環境や本人の努力ということになるわけですが、いずれにせよ、親の責任は重要です。
2つ目は、先日の日経新聞に掲載されていた、「保護者の年収が高いほど子供の学力が高い」という文部科学省の調査報告です。
一見、「親の年収が高いと子供の学力が高い」と聞くと、教育投資や、積極的に塾に通わせているといったことを想像しがちですが、それは当然として、私は前者の「脳センスは10才で80%決まる」ということを思い出したのです。
(もちろん、全てではないですが)、この2つの事柄はつながっていると思います。
(良家のお坊ちゃまは除いて)一般的に、正当な方法で「高収入」を実現した人というのは、高い目標や志を持って、人並み以上の努力をしてきた人だと推察できます。
その「親の生き方」を子供は見ているのです。
その姿が脳の性質を通じて、自然と子供に対して伝えられ、子供も同じような努力をするようになるのだと思ったのです。
そこで、主題に戻るわけですが、「何故、考える力の弱い大人」が誕生するかというと、80%は「幼少期の環境」が、そして、20%は「その後の環境」、つまり、
・考える習慣が大切だと教わっていない。
・本人がその習得の努力をしていない。
・努力をしても習得する能力がない。
ということにたどりついたのです。
もちろん、「学力」と「仕事力」は異なりますが、所謂「地頭」という部分では一定の相関は存在すると思われます。
なので、自分に「80%の基礎」がないと自覚できる人は、「人並み以上の猛努力」で「20%」をカバーすることが欠かせないわけです。
ちなみに、私なども「考えること」は、30才手前まで真剣に取り組んでいませんでした。
でも、今はそこそこは身についたと思うので、当然のことながら、20%部分の後天的な獲得は可能だと思います。
親も個人も人生は常に「考えること(そして、行動すること)」なのです!
※力作のつもりでした。
******************
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こんにちは。電車で隣に座った酔っぱらいが「超」臭くてたまらなかった遠藤です。
さて、昨日、「何故、言語と論理が不足した大人になってしまうのか」ということを記しました。
※「言語と論理」がないということは、「考える力」が弱いということになるので、この後の文章では「考える力」という言葉を使いたいと思います。
そのことについて、別々に見聞きした興味深い話題を2つ紹介します。
1つ目は、人間の脳センス、つまり、モノの考え方や、モノの捉え方は10才までに80%程度が決まってしまうことが、ほぼわかっているということです。
親の生き方を子供の脳は見ているというのです。このことは自身の親としての経験からも裏付けられることもあり、「なるほどな~」と思いました。
スポーツ選手の子供がスポーツ選手になったり、ダメ芸能人の子供がぐれたりするのは、このことが大いに影響しているとのことでした。
残りの20%が10才以降の環境や本人の努力ということになるわけですが、いずれにせよ、親の責任は重要です。
2つ目は、先日の日経新聞に掲載されていた、「保護者の年収が高いほど子供の学力が高い」という文部科学省の調査報告です。
一見、「親の年収が高いと子供の学力が高い」と聞くと、教育投資や、積極的に塾に通わせているといったことを想像しがちですが、それは当然として、私は前者の「脳センスは10才で80%決まる」ということを思い出したのです。
(もちろん、全てではないですが)、この2つの事柄はつながっていると思います。
(良家のお坊ちゃまは除いて)一般的に、正当な方法で「高収入」を実現した人というのは、高い目標や志を持って、人並み以上の努力をしてきた人だと推察できます。
その「親の生き方」を子供は見ているのです。
その姿が脳の性質を通じて、自然と子供に対して伝えられ、子供も同じような努力をするようになるのだと思ったのです。
そこで、主題に戻るわけですが、「何故、考える力の弱い大人」が誕生するかというと、80%は「幼少期の環境」が、そして、20%は「その後の環境」、つまり、
・考える習慣が大切だと教わっていない。
・本人がその習得の努力をしていない。
・努力をしても習得する能力がない。
ということにたどりついたのです。
もちろん、「学力」と「仕事力」は異なりますが、所謂「地頭」という部分では一定の相関は存在すると思われます。
なので、自分に「80%の基礎」がないと自覚できる人は、「人並み以上の猛努力」で「20%」をカバーすることが欠かせないわけです。
ちなみに、私なども「考えること」は、30才手前まで真剣に取り組んでいませんでした。
でも、今はそこそこは身についたと思うので、当然のことながら、20%部分の後天的な獲得は可能だと思います。
親も個人も人生は常に「考えること(そして、行動すること)」なのです!
※力作のつもりでした。
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by fitnessbiz-01
| 2009-08-07 23:33