2010年 08月 15日
No.1070 8月15日(日):フィットネスお悩み相談Vol.159 |
★このブログは毎日更新予定です。(意気込みレベル)
※毎週日曜日は「フィットネスお悩み相談」をお届けしています。
【今回のお悩み内容】
「地方で総合フィットネスクラブ(1店)を経営しています。リーダー候補となる社員は見当たらず幹部は高齢化しています。また、若手社員も入社してもすぐに辞めてしまい困っています。」
【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
地方だからというわけでなく、「人材」が集まらないのは当然です。
同じ悩みを持つ経営者の方も多いのですが、冷静に考えてほしいのです。
よく、新聞で見かける「人気企業ランキング」に、フィットネスクラブ関係の会社が登場したことがあるでしょうか?
まったくありません。
つまり、一般的に「優秀」といわれる人材は、このような業界に行くのです。
では、もしも、このような人材の中に、「フィットネス業界に就職したい!」と考える若者がいたら、どういう行動をとるでしょう?
答えは簡単です。
ルネサンスさんやセントラルさんといった「信頼できる企業」、または、小さいながらも尖った特徴を持つ「ベンチャー企業」を選択するに決まっています。
そして、上記の面接に合格しなかった学生は、引き続き、中堅企業を目指します。
したがって、(当社も該当しますが)、零細企業に「優秀な人材」が入社してくることなど、初めから期待してはいけないのです。
中途市場も同様です。
私は中途採用に深くかかわってきましたが、「中途採用」の「中途」は、「中途半端」の「中途」じゃないかと思うくらい、期待できないと思います。
普通に考えれば、優秀な人材は自分の就職先くらい自分で決めます。
※または、相手から求められる。
「行く先がない」から、斡旋会社や就職雑誌に頼って、何社も何業態も履歴書を出しているわけで、そもそも過大に期待することが間違っているのです。
だからといって、このような人材を採用すべきではないと言っているのではありません。
大切なことは、このような現実を理解、容認した上で、社内の規律、教育体制、キャリアアップ制度といったものを構築していく必要があるということです。
そう考えることができていれば、お悩みのような「ぼやき」は出ないはずなのです。
もっとも、地方で1クラブでは、キャリアは「どん詰まるのが当たり前」です。
大手クラブ等への事業売却も、別手段として検討することも必要かと思います。
******************
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地方だからというわけでなく、「人材」が集まらないのは当然です。
同じ悩みを持つ経営者の方も多いのですが、冷静に考えてほしいのです。
よく、新聞で見かける「人気企業ランキング」に、フィットネスクラブ関係の会社が登場したことがあるでしょうか?
まったくありません。
つまり、一般的に「優秀」といわれる人材は、このような業界に行くのです。
では、もしも、このような人材の中に、「フィットネス業界に就職したい!」と考える若者がいたら、どういう行動をとるでしょう?
答えは簡単です。
ルネサンスさんやセントラルさんといった「信頼できる企業」、または、小さいながらも尖った特徴を持つ「ベンチャー企業」を選択するに決まっています。
そして、上記の面接に合格しなかった学生は、引き続き、中堅企業を目指します。
したがって、(当社も該当しますが)、零細企業に「優秀な人材」が入社してくることなど、初めから期待してはいけないのです。
中途市場も同様です。
私は中途採用に深くかかわってきましたが、「中途採用」の「中途」は、「中途半端」の「中途」じゃないかと思うくらい、期待できないと思います。
普通に考えれば、優秀な人材は自分の就職先くらい自分で決めます。
※または、相手から求められる。
「行く先がない」から、斡旋会社や就職雑誌に頼って、何社も何業態も履歴書を出しているわけで、そもそも過大に期待することが間違っているのです。
だからといって、このような人材を採用すべきではないと言っているのではありません。
大切なことは、このような現実を理解、容認した上で、社内の規律、教育体制、キャリアアップ制度といったものを構築していく必要があるということです。
そう考えることができていれば、お悩みのような「ぼやき」は出ないはずなのです。
もっとも、地方で1クラブでは、キャリアは「どん詰まるのが当たり前」です。
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by fitnessbiz-01
| 2010-08-15 19:39