2010年 08月 20日
No.1075 8月20日(金):「企業再生」の3点セット! |
★このブログは毎日更新予定です。(意気込みレベル)
こんにちは。遠藤です。今日はサプリメントを買い込んだら、なかなかのおまけ付きでラッキー!でした。
さて、今週はメルマガ推薦本の「リーダーになる」から「良い部分」を5回抜粋しますと記したものの、日々、「新鮮なネタ」が被さってしまうため実行できそうにありません。
※すみません。詳しくは実物をお読みくださいということで・・。
というわけで、別ネタですが、本日の日経新聞には、業績不振に悩むクラブには格好の観点が記されていましたね。
それは、「『企業再生』の必要条件は、『潤沢な再建資金』、『強力な指導者』、『組織全体の危機感の共有』の3点セットである」というものです。
これらと照らし合わせれば、何故、自クラブの「再生」が遅々として進まないかが良くわかると思うので、掘り下げてみましょう。
1、潤沢な再建資金
新聞記事の対象は、GM、IBM、日産と言った大企業なので、「潤沢な再建資金」となるわけですが、これをフィットネスクラブ的に置き換えると、「必要な投資をせずに、経費を削って利益を出している」ということができるでしょう。「設備投資」、「販促投資」、「教育投資」なしに、危機を回避しようとしても、その効果はあっても一時的、短期的です。先々の「再衰退」は目に見えています。
2、強力な指導者
記事には以下のように記されています。「AT&T出身のウィッテーカーGM会長は『自動車の素人』と揶揄されつつも、時に強引なまでのリーダーシップを発揮し、自己満足に陥りがちなGMの企業文化の改革を進めた。過去1年で上級幹部13人のうち、12人を入れ替えたという。」
「時に強引なリーダーシップ」、「企業文化の改革を進める」、「幹部(患部)の総入れ替え」、これらが「超」ポイントですね。いずれも、当業界経営者の多くに欠けている要素だと思います。
3、組織全体の危機感
日頃、徹底的に甘やかしておいて、業績不振になったからといって、突然、「君たちは危機感がない!」などと言ったところで、まったく無意味です。労働組合、仕事が遅いだけの社員への残業代、給与先延ばしの退職金、人事異動なき環境などは、「ぶら下がり意識」を強化するだけだと思います。柳井正氏のように、日頃から「社員皆自営業者」、「全員経営」を徹底する必要があるのです。
業績を根本から改革したいなら、こういった慣行を一刻も早く打ち破るべきなのです。
実にためになる記事ですね!
*****************
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※以下の広告は私の意思とはまったく関係なく勝手に表示されております。
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というわけで、別ネタですが、本日の日経新聞には、業績不振に悩むクラブには格好の観点が記されていましたね。
それは、「『企業再生』の必要条件は、『潤沢な再建資金』、『強力な指導者』、『組織全体の危機感の共有』の3点セットである」というものです。
これらと照らし合わせれば、何故、自クラブの「再生」が遅々として進まないかが良くわかると思うので、掘り下げてみましょう。
1、潤沢な再建資金
新聞記事の対象は、GM、IBM、日産と言った大企業なので、「潤沢な再建資金」となるわけですが、これをフィットネスクラブ的に置き換えると、「必要な投資をせずに、経費を削って利益を出している」ということができるでしょう。「設備投資」、「販促投資」、「教育投資」なしに、危機を回避しようとしても、その効果はあっても一時的、短期的です。先々の「再衰退」は目に見えています。
2、強力な指導者
記事には以下のように記されています。「AT&T出身のウィッテーカーGM会長は『自動車の素人』と揶揄されつつも、時に強引なまでのリーダーシップを発揮し、自己満足に陥りがちなGMの企業文化の改革を進めた。過去1年で上級幹部13人のうち、12人を入れ替えたという。」
「時に強引なリーダーシップ」、「企業文化の改革を進める」、「幹部(患部)の総入れ替え」、これらが「超」ポイントですね。いずれも、当業界経営者の多くに欠けている要素だと思います。
3、組織全体の危機感
日頃、徹底的に甘やかしておいて、業績不振になったからといって、突然、「君たちは危機感がない!」などと言ったところで、まったく無意味です。労働組合、仕事が遅いだけの社員への残業代、給与先延ばしの退職金、人事異動なき環境などは、「ぶら下がり意識」を強化するだけだと思います。柳井正氏のように、日頃から「社員皆自営業者」、「全員経営」を徹底する必要があるのです。
業績を根本から改革したいなら、こういった慣行を一刻も早く打ち破るべきなのです。
実にためになる記事ですね!
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by fitnessbiz-01
| 2010-08-20 23:46