2011年 03月 17日
No.1284 3月17日(木):今、思うこと。 |
★このブログは毎日更新予定です。(意気込みレベル)
こんにちは。遠藤です。大地震から1週間です。実に長く感じるも、地震はつい先ほどに感じます。
「東北・関東大震災」という言葉が耳に入ると、ドキッとします。
このブログを書いている「今」も地震がありました。自宅にいたので子ども達を安心させて、続きを書きに戻りました。
今日と明日で、今、私が考えていることを記してみたいと思います
今日は「自分の外面(外の事象)」に対して記してみたいと思います。
1.電力事業は国有事業にした方がいいのではないか
総理は「東電からの報告が遅い」と怒っていましたが、政府も対策本部を数日後に設置するなど、明らかに対応が後手だったと思います。今回の出来事からはっきりわかるように、エネルギー問題というのは、「国家的危機」と直結するような事業です。これを民間企業がやっていていいのかという疑問があります。本件は戦争のようなものです。民間企業が記者会見をしているような問題ではないように思えます(しかも、記者の罵声を浴びながら)。また、東電は「プロ」として、いくら想定外とはいえ「頭から水をかぶったら、全部停電する」という防御システムには大きな課題があったと思います。
2.情報をわかりやすく具体的な内容で統一すべき
親友の若林君から、地震の翌12日の段階で「CNNでは既に、今後、予想される原発のリスクについて、専門家を交えて詳細にシュミレーションしている」と連絡が入りました。一方、日本の報道は数時間前の出来事を「今、こうなっています」と政府や東電が発表し、その見解をアナウンサーと専門家が解説するというものです。スピード感に欠け、中身も不十分だと思います。また、全局で同じニュースを流しています。そして、異なる専門家が不統一な見解を示しますから、国民は混乱します。本日、ラジオを聴いていたら、「各局は挙党体制で協力し合って、現状報告専門、危機管理対応専門、現地状況専門などを放送分配の上、徹底的に深掘りし、その他の一部では、スポーツ、娯楽など、異なる番組を放映してもよいのではないか」という意見がありましたが、このようなことも常識の範囲内であっていいと思います。
3.エネルギー政策の今後
アメリカでもスリーマイル島事故以来、今日までも原発は開発されていません。ましてや、国土の狭さや、国民感情を考えた時に、今後、日本において原子力開発が実施されることは不可能なのはもちろん、現在稼働中の施設も運転の見直しを迫られると思います。「では、どうしたらいいのか?」。このことを国民一人一人が真剣に考えなければなりません。電話からネット社会(今回も大活躍した)に進化したようなイノベーションも必要です。私自身もこういったことに真剣に向き合ってこなかったことについて「恥」という意識があります。(このことを明日記す予定です。)「原発は嫌だ!」、でも、「寒いのは嫌だ!」、「夏はエアコンが必要だ!」「コンビニが深夜やっていないのは不便だ!」といったことでは話にならないのです。今後は、日本の風土に適したエネルギー政策の検討や、深夜営業の見直し、各家の太陽光発電導入やLED義務付けなどなどはもちろんのこと、「衣・食・住・健」といった人間本来の生活に関する最適状態を再考することが、私たちに求められていると思います。「便利」や「贅沢」を見直さなければ何も始まらないのだと思います。
4.自己責任意識
スポーツイベントが軒並み中止となっています。被災地(東北・関東)はやむをえませんが、そうでない地域では条件付きで開催してもよいのではないでしょうか。もちろん、ナイトゲーム等は厳禁ですが、試合数減や環境に配慮しながら、元気な姿を見せることも必要に思います。本日、高校野球では、(大会開催の場合)東北高校が出場することを発表しました。この姿は国民に希望と勇気を与えると思います。彼等の今後の「人生」を考えた場合も、出場することがプラスだと私は思います。高校野球に限らず、主催者側は「被災地の方々の心情を配慮」、「観客の安全が確保できない」といったことを理由にしていますが、本当のところは「何かあった場合に責任が取れない」ということだと思います。万が一のことがあれば、「わかっていたのに何故、開催したんだ!」と吊し上げられ、確実に補償を要求されますから、経営陣はそのまま人生を棒に振ることになるかもしれません。私がその立場であっても、「中止」と判断する自分がいると思います。しかし、こういったことは本来、「自己責任である」と私は強く思っています。主催者側は安全面で万全を期し、あとは観客の自己責任で行動する。「文句を言う人は、最初から来ないでください」と。私は今後の日本人には、そういう「自己責任意識」が不可欠だと思います。
長くなりましたが、本日は以上です。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
明日は「自分の内面」に対する感情を記してみたいと思います。
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※以下の広告は私の意思とはまったく関係なく勝手に表示されております。
こんにちは。遠藤です。大地震から1週間です。実に長く感じるも、地震はつい先ほどに感じます。
「東北・関東大震災」という言葉が耳に入ると、ドキッとします。
このブログを書いている「今」も地震がありました。自宅にいたので子ども達を安心させて、続きを書きに戻りました。
今日と明日で、今、私が考えていることを記してみたいと思います
今日は「自分の外面(外の事象)」に対して記してみたいと思います。
1.電力事業は国有事業にした方がいいのではないか
総理は「東電からの報告が遅い」と怒っていましたが、政府も対策本部を数日後に設置するなど、明らかに対応が後手だったと思います。今回の出来事からはっきりわかるように、エネルギー問題というのは、「国家的危機」と直結するような事業です。これを民間企業がやっていていいのかという疑問があります。本件は戦争のようなものです。民間企業が記者会見をしているような問題ではないように思えます(しかも、記者の罵声を浴びながら)。また、東電は「プロ」として、いくら想定外とはいえ「頭から水をかぶったら、全部停電する」という防御システムには大きな課題があったと思います。
2.情報をわかりやすく具体的な内容で統一すべき
親友の若林君から、地震の翌12日の段階で「CNNでは既に、今後、予想される原発のリスクについて、専門家を交えて詳細にシュミレーションしている」と連絡が入りました。一方、日本の報道は数時間前の出来事を「今、こうなっています」と政府や東電が発表し、その見解をアナウンサーと専門家が解説するというものです。スピード感に欠け、中身も不十分だと思います。また、全局で同じニュースを流しています。そして、異なる専門家が不統一な見解を示しますから、国民は混乱します。本日、ラジオを聴いていたら、「各局は挙党体制で協力し合って、現状報告専門、危機管理対応専門、現地状況専門などを放送分配の上、徹底的に深掘りし、その他の一部では、スポーツ、娯楽など、異なる番組を放映してもよいのではないか」という意見がありましたが、このようなことも常識の範囲内であっていいと思います。
3.エネルギー政策の今後
アメリカでもスリーマイル島事故以来、今日までも原発は開発されていません。ましてや、国土の狭さや、国民感情を考えた時に、今後、日本において原子力開発が実施されることは不可能なのはもちろん、現在稼働中の施設も運転の見直しを迫られると思います。「では、どうしたらいいのか?」。このことを国民一人一人が真剣に考えなければなりません。電話からネット社会(今回も大活躍した)に進化したようなイノベーションも必要です。私自身もこういったことに真剣に向き合ってこなかったことについて「恥」という意識があります。(このことを明日記す予定です。)「原発は嫌だ!」、でも、「寒いのは嫌だ!」、「夏はエアコンが必要だ!」「コンビニが深夜やっていないのは不便だ!」といったことでは話にならないのです。今後は、日本の風土に適したエネルギー政策の検討や、深夜営業の見直し、各家の太陽光発電導入やLED義務付けなどなどはもちろんのこと、「衣・食・住・健」といった人間本来の生活に関する最適状態を再考することが、私たちに求められていると思います。「便利」や「贅沢」を見直さなければ何も始まらないのだと思います。
4.自己責任意識
スポーツイベントが軒並み中止となっています。被災地(東北・関東)はやむをえませんが、そうでない地域では条件付きで開催してもよいのではないでしょうか。もちろん、ナイトゲーム等は厳禁ですが、試合数減や環境に配慮しながら、元気な姿を見せることも必要に思います。本日、高校野球では、(大会開催の場合)東北高校が出場することを発表しました。この姿は国民に希望と勇気を与えると思います。彼等の今後の「人生」を考えた場合も、出場することがプラスだと私は思います。高校野球に限らず、主催者側は「被災地の方々の心情を配慮」、「観客の安全が確保できない」といったことを理由にしていますが、本当のところは「何かあった場合に責任が取れない」ということだと思います。万が一のことがあれば、「わかっていたのに何故、開催したんだ!」と吊し上げられ、確実に補償を要求されますから、経営陣はそのまま人生を棒に振ることになるかもしれません。私がその立場であっても、「中止」と判断する自分がいると思います。しかし、こういったことは本来、「自己責任である」と私は強く思っています。主催者側は安全面で万全を期し、あとは観客の自己責任で行動する。「文句を言う人は、最初から来ないでください」と。私は今後の日本人には、そういう「自己責任意識」が不可欠だと思います。
長くなりましたが、本日は以上です。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
明日は「自分の内面」に対する感情を記してみたいと思います。
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by fitnessbiz-01
| 2011-03-17 21:43