2011年 03月 28日
No.1295 3月28日(月):国も企業も未来はリーダー次第。 |
★このブログは毎日更新予定です。(意気込みレベル)
こんにちは。遠藤です。毎年この時期は「花粉情報」の確認が欠かせませんが、今年は「放射能情報」です。たまりません・・。
さて、「今、私たちにできること」というフレーズが多方面より聞こえてきます。
私は、個々が「当たり前に」やるべきことは、以下の3つだと思っています。
1つ目は「節電」です。特に「ピークを下げる」という観点が必要だと思うので、「寒い日」や「夜」の時間帯は「我慢」が必要です。
2つ目は「募金」です。何でも、ファーストリテイリングの柳井正氏が、「私財10億円」を投じたとのこと。ユニクロと合わせると、21億円ということで、これは日頃から言われている「CSR(企業の社会的責任)」を言行一致で実行したわけで、素晴らしいことだと思います。最近は一部で「独裁者」などと批判されているようですが、日本では突出した存在になると、すぐに叩かれますから仕方ないですね。もっと、「実績」や「軌跡」が取り上げられるべきだと私は思います。
3つ目は「経済活動」です。これは「稼ぐこと」と「使うこと」です。自粛ムードで経済活動が停滞することが、「スパイラル」の観点から、もっともよろしくないことだと思います。
もっとも、現状を見ると、政府がこういう「当たり前のこと」を一生懸命に啓蒙しています。
国として、あまりにも「無策」だと思います。
例えば、大前研一氏は「電力部分」に関して、いち早く、以下のような国策を提言しています。
1.4月からサマータイムを採用し、時間を2時間早める。
2.企業や工場は週5日間を選択制で操業し電力需要を平準化する。
3.夏の甲子園を中止、または春か秋に変更する。
4.電力の東西グリッドの完全接続を実現する。
5.料金単価が安く設定されている大口顧客には、逆に「高い」、もしくは「普通」の金額設定に納得してもらう。
6.国民一人ひとりに「15%削減ルール」を設定する。(過去3ヶ月の平均使用量を基準として、目標達成度に対して割増課金する。)
などなど。
各策の正当性を論じたいわけではなく、必要なのは「現状認識」に基づく、「具体的施策」の明確化なわけです。
これが幾度も述べてきた、「リーダーシップ思考」だと思います。
少なくとも、総理は「意気込みだけ」で、こういったことを一言も言っていません。
これは企業も同じです。
経営陣が、「一生懸命、皆で力を合わせて頑張ろう!」などと言っているようでは話にならないわけです。
国と企業の未来は、それぞれのリーダー次第で如何様にも変わっていくと思います。
*****************
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さて、「今、私たちにできること」というフレーズが多方面より聞こえてきます。
私は、個々が「当たり前に」やるべきことは、以下の3つだと思っています。
1つ目は「節電」です。特に「ピークを下げる」という観点が必要だと思うので、「寒い日」や「夜」の時間帯は「我慢」が必要です。
2つ目は「募金」です。何でも、ファーストリテイリングの柳井正氏が、「私財10億円」を投じたとのこと。ユニクロと合わせると、21億円ということで、これは日頃から言われている「CSR(企業の社会的責任)」を言行一致で実行したわけで、素晴らしいことだと思います。最近は一部で「独裁者」などと批判されているようですが、日本では突出した存在になると、すぐに叩かれますから仕方ないですね。もっと、「実績」や「軌跡」が取り上げられるべきだと私は思います。
3つ目は「経済活動」です。これは「稼ぐこと」と「使うこと」です。自粛ムードで経済活動が停滞することが、「スパイラル」の観点から、もっともよろしくないことだと思います。
もっとも、現状を見ると、政府がこういう「当たり前のこと」を一生懸命に啓蒙しています。
国として、あまりにも「無策」だと思います。
例えば、大前研一氏は「電力部分」に関して、いち早く、以下のような国策を提言しています。
1.4月からサマータイムを採用し、時間を2時間早める。
2.企業や工場は週5日間を選択制で操業し電力需要を平準化する。
3.夏の甲子園を中止、または春か秋に変更する。
4.電力の東西グリッドの完全接続を実現する。
5.料金単価が安く設定されている大口顧客には、逆に「高い」、もしくは「普通」の金額設定に納得してもらう。
6.国民一人ひとりに「15%削減ルール」を設定する。(過去3ヶ月の平均使用量を基準として、目標達成度に対して割増課金する。)
などなど。
各策の正当性を論じたいわけではなく、必要なのは「現状認識」に基づく、「具体的施策」の明確化なわけです。
これが幾度も述べてきた、「リーダーシップ思考」だと思います。
少なくとも、総理は「意気込みだけ」で、こういったことを一言も言っていません。
これは企業も同じです。
経営陣が、「一生懸命、皆で力を合わせて頑張ろう!」などと言っているようでは話にならないわけです。
国と企業の未来は、それぞれのリーダー次第で如何様にも変わっていくと思います。
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by fitnessbiz-01
| 2011-03-28 21:52