2011年 04月 01日
No.1299 4月1日(金):「天災」が「人災」へ。 |
★このブログは毎日更新予定です。(意気込みレベル)
こんにちは。遠藤です。今日は親友の若林君と震災後、初めて会ってトークをしました。
当然、話題は地震に関わることを深掘りしていく展開になりましたが、私も若林君も呆れていた(たくさんあるうちの)1つに「廃炉」の問題があります。
東電の会長さんは30日の段階で「原発1~4号機について廃炉にせざるを得ない」と発言し、新聞も「初めて廃炉を明言」などと大きく扱っていました。
その数日前には政府が、「廃炉の可能性を否定しない」などと、得意の「わけのわからない言い回し」で、それに言及していました。
そもそも、廃炉など当たり前です。
いくら天災とはいえ、これだけ世間を騒がせ、あれだけ損傷した施設がカムバックできるはずがないことくらい、私のような原発ド素人でもわかります。
スリーマイル島事故は処理に10年以上かかり、今でも周辺には放射能で汚染された土壌が残っているといいます。
そして、「その国では30年は再開発できない」というのが、国際的な暗黙ルールと考えられているようです。
先日、オバマ大統領は「原発推進」を宣言しましたが、これはスリーマイル事故から30年以上経過した今、日本の原発問題を逆手に取りつつ、「我々は日本のようなヘマはしない」というメッセージを国民に送ったと言えるでしょう。
ちなみに、CNNでは、2週間以上前、つまり、海水を入れた時点で「DEAD!(炉は死んだ!)」という大見出しのもとに、番組が進行していたということです。
この認識の違い、情報の遅さは何なのでしょうか?
「国民に不安を与えないため」ということで、済まされてしまうのでしょうか?
その一方では、農家等の死活問題になるような「食物制限」を後先を考えずに宣言する。
「計画停電」も日を追うごとに、その実施意義が疑問で仕方なくなってきます。
紛れもない「天災」は、「人災」の様相を呈してきたように思えます。
*****************
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その数日前には政府が、「廃炉の可能性を否定しない」などと、得意の「わけのわからない言い回し」で、それに言及していました。
そもそも、廃炉など当たり前です。
いくら天災とはいえ、これだけ世間を騒がせ、あれだけ損傷した施設がカムバックできるはずがないことくらい、私のような原発ド素人でもわかります。
スリーマイル島事故は処理に10年以上かかり、今でも周辺には放射能で汚染された土壌が残っているといいます。
そして、「その国では30年は再開発できない」というのが、国際的な暗黙ルールと考えられているようです。
先日、オバマ大統領は「原発推進」を宣言しましたが、これはスリーマイル事故から30年以上経過した今、日本の原発問題を逆手に取りつつ、「我々は日本のようなヘマはしない」というメッセージを国民に送ったと言えるでしょう。
ちなみに、CNNでは、2週間以上前、つまり、海水を入れた時点で「DEAD!(炉は死んだ!)」という大見出しのもとに、番組が進行していたということです。
この認識の違い、情報の遅さは何なのでしょうか?
「国民に不安を与えないため」ということで、済まされてしまうのでしょうか?
その一方では、農家等の死活問題になるような「食物制限」を後先を考えずに宣言する。
「計画停電」も日を追うごとに、その実施意義が疑問で仕方なくなってきます。
紛れもない「天災」は、「人災」の様相を呈してきたように思えます。
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by fitnessbiz-01
| 2011-04-01 22:19