2012年 08月 22日
No.1809 8月22日(水):最初の10年は「死ぬほどきつい」 |
こんにちは。遠藤です。どうでもいいことですが、本日と明日を夏休みと位置付けております。
本日、「現場のミカタ」を更新いたしました。
今回は「クレーム対応(対応の基本)」です。毎度の「ノウハウ無料開放」ですので、是非、ご覧ください。
※「現場のミカタ」はこちらから!
さて、昨日、「プロフェッショナル~仕事の流儀~」の内容を取り上げましたが、この事例は「中間層6割の真ん中くらいに位置する人を少し上に上げるアプローチ」です。
当社の勉強会でも強調していることですが、育成方法というのは階層によって異なります。
「リーダーをつくる」のと「中間層を引き上げる」では手法が異なるのです。
旧態依然とした人事部主導で研修計画を作っている企業では、このあたりが滅茶苦茶なので、いつまで経っても「中間層みたいなリーダーしか出てこない」というわけです。
その「リーダー育成」について、「その通り!」という見事なコメントを発見しました。
それは大前研一氏が「何故、なぜ『マッキンゼー出身者』は成功・活躍するのか?」という質問に答えた内容です。
ちなみに、日本だけではなく、欧米をはじめ世界共通の現象として「石を投げたらマッキンゼー出身者に当たる」といわれており、大前氏はそのマッキンゼーの元社長です。
以下の一字一句(青字部分)をしっかり読んでいただきたいと思います。
採用後は、非常に早い時期から企業経営の分析を積み重ね、「35歳になったら社長が務まる」ように育てる。従来の日本は「早くて50歳、普通は60歳で社長になる」というのが平均的なイメージだった。
それに対して私は、「35歳で社長になれない人間は、60歳になってもなれない」という考え方で、当時の日本では考えられないような「促成栽培」を行なった。
だからマッキンゼーの仕事は、最初の10年が死ぬほどエキサイティングで、死ぬほどきつい。しかも、できない人間を毎年20%ずつクビにする「UP or OUT」(昇進するか辞めるか)の冷徹な世界である。
DeNA創業者の南場智子氏はMBAを取得するため、途中で米ハーバード大学ビジネススクールに留学したが、「マッキンゼーに比べたら易しくて、バケーションみたいだった」と話しているほどだ。
このため、2~3年の短期の在職でも、マッキンゼーカルチャーに触れて育つと、それなりの「型」が分かるようになる。10年経てば、すべてのノウハウが身についてしまう。
(以上)
微力ながら・・私が目指している社風もこれと同じです。
・早い時期から企業経営の分析を積み重ねる
・最初の10年が死ぬほどきつい
・35歳(28~30歳)で社長(支配人)になれない人間は、60歳(一生)になってもなれない
さすがに「できない人間は毎年20%ずつクビ」はないですが(社員がいなくなる・・(笑))、社員には「リーダーになること」を要求しており、そう思えない人は「UP or OUT」で結構なわけです。
翻って、フィットネス業界の現状を見てください。
・経営分析は支配人の仕事
・「最初の10年は死ぬほどきつい」どころか、実力もないうちから「休みをください」、「残業は嫌だ」、「定時退社」
・35歳で「社長」はおろか「支配人」にもなれない
まぁ、企業も個人も考えが甘いケースが多いですよ。
「リーダー」を目指すなら、まずは「甘い自分」と決別するのが第一歩です。
※9月の定例勉強会のご案内
テーマ:「競争力を生むコストマネジメント~消費税8%時代を見据えて~」
・9月18日(火):東京会場
・9月19日(水):大阪会場
※詳細、お申込みはこちらをクリックください。
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旧態依然とした人事部主導で研修計画を作っている企業では、このあたりが滅茶苦茶なので、いつまで経っても「中間層みたいなリーダーしか出てこない」というわけです。
その「リーダー育成」について、「その通り!」という見事なコメントを発見しました。
それは大前研一氏が「何故、なぜ『マッキンゼー出身者』は成功・活躍するのか?」という質問に答えた内容です。
ちなみに、日本だけではなく、欧米をはじめ世界共通の現象として「石を投げたらマッキンゼー出身者に当たる」といわれており、大前氏はそのマッキンゼーの元社長です。
以下の一字一句(青字部分)をしっかり読んでいただきたいと思います。
採用後は、非常に早い時期から企業経営の分析を積み重ね、「35歳になったら社長が務まる」ように育てる。従来の日本は「早くて50歳、普通は60歳で社長になる」というのが平均的なイメージだった。
それに対して私は、「35歳で社長になれない人間は、60歳になってもなれない」という考え方で、当時の日本では考えられないような「促成栽培」を行なった。
だからマッキンゼーの仕事は、最初の10年が死ぬほどエキサイティングで、死ぬほどきつい。しかも、できない人間を毎年20%ずつクビにする「UP or OUT」(昇進するか辞めるか)の冷徹な世界である。
DeNA創業者の南場智子氏はMBAを取得するため、途中で米ハーバード大学ビジネススクールに留学したが、「マッキンゼーに比べたら易しくて、バケーションみたいだった」と話しているほどだ。
このため、2~3年の短期の在職でも、マッキンゼーカルチャーに触れて育つと、それなりの「型」が分かるようになる。10年経てば、すべてのノウハウが身についてしまう。
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微力ながら・・私が目指している社風もこれと同じです。
・早い時期から企業経営の分析を積み重ねる
・最初の10年が死ぬほどきつい
・35歳(28~30歳)で社長(支配人)になれない人間は、60歳(一生)になってもなれない
さすがに「できない人間は毎年20%ずつクビ」はないですが(社員がいなくなる・・(笑))、社員には「リーダーになること」を要求しており、そう思えない人は「UP or OUT」で結構なわけです。
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・経営分析は支配人の仕事
・「最初の10年は死ぬほどきつい」どころか、実力もないうちから「休みをください」、「残業は嫌だ」、「定時退社」
・35歳で「社長」はおろか「支配人」にもなれない
まぁ、企業も個人も考えが甘いケースが多いですよ。
「リーダー」を目指すなら、まずは「甘い自分」と決別するのが第一歩です。
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by fitnessbiz-01
| 2012-08-22 21:50