2012年 10月 27日
No.1875 10月27日(土):フィットネスビズ兄に訊け!Vol.70(通巻261) |
※毎週土曜日は「フィットネスビズ兄に訊け」です。
【今回のご相談】
「業界誌などを読んでも、遠藤さんは『フリーのパーソナルトレーナー』に否定的な見解を示しています。その理由を詳しく教えてください。」
【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
「フリーのパーソナルトレーナーに否定的」というよりは、「将来、食いっぱくれますよ、考えが甘いのではないですか」とアドバイスをしているのです(笑)。
最近は過去最大の「パーソナルトレーナーブーム」です。そこには「お客さまニーズ」があるわけですから、それにお応えするのは良いことだと思います。
しかし、「フリーのパーソナルトレーナー」となると話は別です。
多くの企業がフリー契約を選択しているのは「雇用したくないから」です。
「お客さまニーズがあるから売上が欲しい、でも社員解約すると固定コストが増える。また、パーソナルトレーニングしかできないような者は雇用したくない。社員に専門性もないことだし、それなら、相手も同意しているからフリー契約で歩率支払いにしておこう」と考えているのです。
※もちろん、すべてがそうではありませんが。
もっとも、企業としてこの考え方は正常だと思います。問題はそれに気づかず喜々としてフリー契約しているパーソナルトレーナー達のメンタリティにあります。
私はこういう人達は一定の年齢に達した時点で「固定給にしてほしい」と言いだすのではないかと思います。
それを拒否されたらどうする気なのでしょうか?その時の自分に「雇用される能力」があるかを客観視すべきでしょう。
この「デジャブ」はスタジオインストラクターです。彼等彼女等の多くに「マネジメント力」は皆無です。しかし、その「明らかな弱点」には蓋をしたまま、その自由なライフスタイルがもてはやされてきました。
その実情に対し私は「この人達の多くは加齢ともに身体を壊すか、レッスン減で食っていけなくなる」と公言してきました。
実際、この分野で成功したといえる人は「ごくごく一部」でしょう。
高い確率で「フリーのパーソナルトレーナー」もこうなると思います。
ちなみに私はフリーのパーソナルトレーナーは雇用せずに、すべて内製化しています。私は企業にとっても個人にとっても内製化がもっとも正しい選択だと考えています。
では、最近流行の「独立」はどうでしょう。
これも同じです。
一言でいうなら「マネジメントすらできない人間」が、「自分の店(会社)」など経営できるはずがありません。
その大半は「中小企業は10年以内に90%潰れる」という事実をそのままに歩んでいくか、薄給のまま終焉すると思います。
地道に能力を磨く者がもっと評価されるべきだし、各自はそこに価値を感じてほしいと思います。
●2012年最後の定例勉強会
・テーマ「数字の見方」
「数字が苦手」は今年で卒業!遠藤が選ぶ「これだけは押さえよう!数字に強くなるための10の指標」
・11月20日(火)東京
・11月22日(木)名古屋
・12月12日(水)大阪
※いずれも時間帯は18:15~20:45
※詳細&お申込みはこちらから!
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「業界誌などを読んでも、遠藤さんは『フリーのパーソナルトレーナー』に否定的な見解を示しています。その理由を詳しく教えてください。」
【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
「フリーのパーソナルトレーナーに否定的」というよりは、「将来、食いっぱくれますよ、考えが甘いのではないですか」とアドバイスをしているのです(笑)。
最近は過去最大の「パーソナルトレーナーブーム」です。そこには「お客さまニーズ」があるわけですから、それにお応えするのは良いことだと思います。
しかし、「フリーのパーソナルトレーナー」となると話は別です。
多くの企業がフリー契約を選択しているのは「雇用したくないから」です。
「お客さまニーズがあるから売上が欲しい、でも社員解約すると固定コストが増える。また、パーソナルトレーニングしかできないような者は雇用したくない。社員に専門性もないことだし、それなら、相手も同意しているからフリー契約で歩率支払いにしておこう」と考えているのです。
※もちろん、すべてがそうではありませんが。
もっとも、企業としてこの考え方は正常だと思います。問題はそれに気づかず喜々としてフリー契約しているパーソナルトレーナー達のメンタリティにあります。
私はこういう人達は一定の年齢に達した時点で「固定給にしてほしい」と言いだすのではないかと思います。
それを拒否されたらどうする気なのでしょうか?その時の自分に「雇用される能力」があるかを客観視すべきでしょう。
この「デジャブ」はスタジオインストラクターです。彼等彼女等の多くに「マネジメント力」は皆無です。しかし、その「明らかな弱点」には蓋をしたまま、その自由なライフスタイルがもてはやされてきました。
その実情に対し私は「この人達の多くは加齢ともに身体を壊すか、レッスン減で食っていけなくなる」と公言してきました。
実際、この分野で成功したといえる人は「ごくごく一部」でしょう。
高い確率で「フリーのパーソナルトレーナー」もこうなると思います。
ちなみに私はフリーのパーソナルトレーナーは雇用せずに、すべて内製化しています。私は企業にとっても個人にとっても内製化がもっとも正しい選択だと考えています。
では、最近流行の「独立」はどうでしょう。
これも同じです。
一言でいうなら「マネジメントすらできない人間」が、「自分の店(会社)」など経営できるはずがありません。
その大半は「中小企業は10年以内に90%潰れる」という事実をそのままに歩んでいくか、薄給のまま終焉すると思います。
地道に能力を磨く者がもっと評価されるべきだし、各自はそこに価値を感じてほしいと思います。
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by fitnessbiz-01
| 2012-10-27 22:01