2008年 08月 01日
№326 8月1日(金):トレーナーが日本を変えよ! |
★このブログは毎日更新予定です(意気込みレベル)。
こんにちは。8月スタートですね!の遠藤です。どうも今夜の宿泊先はメール環境がよろしくないようなので「超」早目に更新します。
さて、本日の新聞に日本人の平均寿命が女性85.99才、男性79.19才となり過去最高を更新したと書かれていました。女性は23年連続世界一とのことです。
背景として「3大死因」の改善が大きく寄与したとのことで、医療の向上により「亡くなられる方の数が減ったこと」はとても良いことだと思います。
しかし、寿命が伸び続ける一方で75歳以上の人口が15才未満の人口に迫り、医療費はナント33兆円(2005年度データ)、さらに人口の自然増減数は過去最大に減少という状況です。
これは正しいのでしょうか?
このような環境下で、フィットネスクラブが国や人々に貢献する意義は実に大きいものがあります。
しかしながら、現状の日本のフィットネスクラブでは、その期待に応えるのは困難でしょう。私はメタボ健診導入の際に「特需!」と沸きかえっているのも、冷ややかに見ていました。
その理由は、現場のトレーナーのレベルが決定的に低く、そこに問題意識がないからです。
現場をアルバイトだらけにしたり、トレーナー不在でも大丈夫?なマシンを置いたり、DVDでレッスンをやったり、目先の資格取得(外面優先)に奔走したり、ホントどうかしていると思います。
本社スタッフが机上の論理で実現性の低い施策をどれだけ練ったところで、最終的にはクラブにいるトレーナーに、「お客様個々に合わせたメニューを提供し、成果が提供できる能力」がなければ、何も変わりません。
私のブログはトレーナーさん達も多く読んでいただいているようですが、私は「フィットネスが広まらない」1つの理由に「運動好きの人が運動を教えている」ことがあると思っています。
私は最近ですらゴールドジムさんに通うのが楽しくなりましたが、それまでは「できるならジムなどには通いたくない」と思っていました。
理由は通うのが面倒だし、運動もキツイからです。
楽しいと思うまで20年以上かかっているのです。
大切なことは一般の方の大半が私の感覚に近いということです。
一般の方が20年も待ってくれるはずがありませんから、トレーナーが初期に教えることは「運動の楽しさ」ではなく「運動の必要性」です。
毎日、クラブに通いスタジオ等で「楽しんでいる」お客様は国民のコンマ何%程度であることは、計算すればわかることです。
目の前の方を喜ばせることは素晴らしいことですが、その裏では冒頭のように国の健康がどんどん蝕まれている現実(矛盾)に問題意識を持ってほしいのです。
私達に何ができるでしょう?!
長くなりましたので、明日もトレーナーに関する話を続けます!
******************
★ご質問、ご感想は以下のアドレスへ!お気軽にどうぞ!
info@fitness-biz.net
★2007年7月~2008年5月執筆「フィットネズビズのお悩み相談(全45回)」はこちら!
http://fitbiz02.exblog.jp/
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背景として「3大死因」の改善が大きく寄与したとのことで、医療の向上により「亡くなられる方の数が減ったこと」はとても良いことだと思います。
しかし、寿命が伸び続ける一方で75歳以上の人口が15才未満の人口に迫り、医療費はナント33兆円(2005年度データ)、さらに人口の自然増減数は過去最大に減少という状況です。
これは正しいのでしょうか?
このような環境下で、フィットネスクラブが国や人々に貢献する意義は実に大きいものがあります。
しかしながら、現状の日本のフィットネスクラブでは、その期待に応えるのは困難でしょう。私はメタボ健診導入の際に「特需!」と沸きかえっているのも、冷ややかに見ていました。
その理由は、現場のトレーナーのレベルが決定的に低く、そこに問題意識がないからです。
現場をアルバイトだらけにしたり、トレーナー不在でも大丈夫?なマシンを置いたり、DVDでレッスンをやったり、目先の資格取得(外面優先)に奔走したり、ホントどうかしていると思います。
本社スタッフが机上の論理で実現性の低い施策をどれだけ練ったところで、最終的にはクラブにいるトレーナーに、「お客様個々に合わせたメニューを提供し、成果が提供できる能力」がなければ、何も変わりません。
私のブログはトレーナーさん達も多く読んでいただいているようですが、私は「フィットネスが広まらない」1つの理由に「運動好きの人が運動を教えている」ことがあると思っています。
私は最近ですらゴールドジムさんに通うのが楽しくなりましたが、それまでは「できるならジムなどには通いたくない」と思っていました。
理由は通うのが面倒だし、運動もキツイからです。
楽しいと思うまで20年以上かかっているのです。
大切なことは一般の方の大半が私の感覚に近いということです。
一般の方が20年も待ってくれるはずがありませんから、トレーナーが初期に教えることは「運動の楽しさ」ではなく「運動の必要性」です。
毎日、クラブに通いスタジオ等で「楽しんでいる」お客様は国民のコンマ何%程度であることは、計算すればわかることです。
目の前の方を喜ばせることは素晴らしいことですが、その裏では冒頭のように国の健康がどんどん蝕まれている現実(矛盾)に問題意識を持ってほしいのです。
私達に何ができるでしょう?!
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by fitnessbiz-01
| 2008-08-01 14:16