2008年 08月 10日
№335 8月10日(日):フィットネスお悩み相談Vol.53 |
★このブログは毎日更新予定です(意気込みレベル)。
※毎週日曜日は「フィットネスお悩み相談」をお届けしています。
【今回のお悩み内容】
「私はチーフ時代に家庭を犠牲にしながらも朝から晩まで働き、役割責任を果たしてきました。その結果、離婚の一歩手前になってしまうほどでした。しかし、今の若手はプライベート優先の志向が強く想いが共有できません。遠藤さんは同じような悩みを持たれたことはありますか?」
【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
同じような悩みを持たれたことはありません(笑)。
私はあなたと3つの部分で考えが違います。
1、仕事を優先すると家庭不和になる。
2、朝から晩まで働くのが当たり前。
3、若手は「プライベート優先思考」である。
1つづつ簡単に説明します。
私は仕事が忙しいから家庭不和になるとか、(実によく耳にする)奥さんに「仕事と私のどっちが大事なの?」と問い詰められるということがまったく理解できません。スタッフにも「そういう夫婦にだけはなるな」と言っています。
何故、そうなるかといえば、「人生に占める仕事の位置付け」、および「お互いが力を合わせてこそ人生は充実する」という価値観を共有できていないからだと思います。
そこそこの年収でマイホームパパになりたいのか、仕事を通じて自己のポテンシャルを最大に発揮したいのかはお互いで話し合って共有しなければいけません。
※力まなくても、普通に付き合っていれば共有できると思います。
だから、今、仕事で忙しいのは妻を軽視しているのではなく、自己実現の過程であり、ひいては将来の幸せのためだとお互いが理解する必要があります。
部下があなたのように家庭不和になっていいはずがありません。
続いて、長時間労働について。
私が目指しているのは「完全週休2日制、年2回の1週間の強制連休」で、その代わり出勤した日は時間拘束の意識を排除し働くというようなものです。
とはいいつつも、当社社員の現状はそうなっておらず、私の主張は矛盾しています。
では何故、そうならないかと言えば、私を含めて会社に力がないからです。利益を出さない限り会社は潰れるわけで、創業1年強の私達は働く必要があるのです。
また、いつも言いますが、時間を忘れて働けるのは壮大な夢、理想、ミッションなどを持った者だけであり、「その意志なき者」に長時間労働をさせても、不満が爆発するだけでだと思うので、避けるのが賢明でしょう。
最後に、私の見る限り、今の若手が「プライベート優先でNG」なんてことはないと思いますよ。
古参社員のほうがよっぽど変化に対応できずに、お荷物ということはないですか?
当社を見ても若手は寝食を忘れて頑張ってますけどね。
総括して言えば、若手を責める前に、自分の過去を否定し、組織の目的、目標、働く意義、仕事の進め方などを「あなた自身が」まず理解することから始めるべきではないかと感じます。
******************
★ご質問、ご感想は以下のアドレスへ!お気軽にどうぞ!
info@fitness-biz.net
★2007年7月~2008年5月執筆「フィットネズビズのお悩み相談(全45回)」はこちら!
http://fitbiz02.exblog.jp/
★フィットネスビズのメルマガ「マネジメント大学」の無料登録はこちらからどうぞ!
ホームページアドレス http://www.fitness-biz.net
※毎週日曜日は「フィットネスお悩み相談」をお届けしています。
【今回のお悩み内容】
「私はチーフ時代に家庭を犠牲にしながらも朝から晩まで働き、役割責任を果たしてきました。その結果、離婚の一歩手前になってしまうほどでした。しかし、今の若手はプライベート優先の志向が強く想いが共有できません。遠藤さんは同じような悩みを持たれたことはありますか?」
【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
同じような悩みを持たれたことはありません(笑)。
私はあなたと3つの部分で考えが違います。
1、仕事を優先すると家庭不和になる。
2、朝から晩まで働くのが当たり前。
3、若手は「プライベート優先思考」である。
1つづつ簡単に説明します。
私は仕事が忙しいから家庭不和になるとか、(実によく耳にする)奥さんに「仕事と私のどっちが大事なの?」と問い詰められるということがまったく理解できません。スタッフにも「そういう夫婦にだけはなるな」と言っています。
何故、そうなるかといえば、「人生に占める仕事の位置付け」、および「お互いが力を合わせてこそ人生は充実する」という価値観を共有できていないからだと思います。
そこそこの年収でマイホームパパになりたいのか、仕事を通じて自己のポテンシャルを最大に発揮したいのかはお互いで話し合って共有しなければいけません。
※力まなくても、普通に付き合っていれば共有できると思います。
だから、今、仕事で忙しいのは妻を軽視しているのではなく、自己実現の過程であり、ひいては将来の幸せのためだとお互いが理解する必要があります。
部下があなたのように家庭不和になっていいはずがありません。
続いて、長時間労働について。
私が目指しているのは「完全週休2日制、年2回の1週間の強制連休」で、その代わり出勤した日は時間拘束の意識を排除し働くというようなものです。
とはいいつつも、当社社員の現状はそうなっておらず、私の主張は矛盾しています。
では何故、そうならないかと言えば、私を含めて会社に力がないからです。利益を出さない限り会社は潰れるわけで、創業1年強の私達は働く必要があるのです。
また、いつも言いますが、時間を忘れて働けるのは壮大な夢、理想、ミッションなどを持った者だけであり、「その意志なき者」に長時間労働をさせても、不満が爆発するだけでだと思うので、避けるのが賢明でしょう。
最後に、私の見る限り、今の若手が「プライベート優先でNG」なんてことはないと思いますよ。
古参社員のほうがよっぽど変化に対応できずに、お荷物ということはないですか?
当社を見ても若手は寝食を忘れて頑張ってますけどね。
総括して言えば、若手を責める前に、自分の過去を否定し、組織の目的、目標、働く意義、仕事の進め方などを「あなた自身が」まず理解することから始めるべきではないかと感じます。
******************
★ご質問、ご感想は以下のアドレスへ!お気軽にどうぞ!
info@fitness-biz.net
★2007年7月~2008年5月執筆「フィットネズビズのお悩み相談(全45回)」はこちら!
http://fitbiz02.exblog.jp/
★フィットネスビズのメルマガ「マネジメント大学」の無料登録はこちらからどうぞ!
ホームページアドレス http://www.fitness-biz.net
by fitnessbiz-01
| 2008-08-10 20:40