2008年 08月 24日
№349 8月24日(日):フィットネスお悩み相談Vol.55 |
★このブログは毎日更新予定です(意気込みレベル)。
※毎週日曜日は「フィットネスお悩み相談」をお届けしています。
【今回のお悩み内容】
「社員としてトレーナーをしています。入社4年経つのですが自分の知らないところでクラブの方針や方策が決まってしまいます。効果的な上司へのアプローチ方法はあるでしょうか?」
【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
私も、かって決定権にまるで関与できないという理由で退職したことがありますので、気持ちはよく分かります。オープンに議論されるべき事項が、自分の知らないところで一部の人間だけで決定される。これほどまでにやる気を失うことはないですね。
もちろん、「議論に参加させてほしい!」というのは立場上、無理があったりするわけですが、私が反発したのは「そのような議論をしていること」も公開されないということについてです。
政治もそうじゃないですか。国民の気持ちがわからない政治家(政治屋)や官僚が密室で方針や策をこねくり回す。で、自分達は何をしているかというと、(過日報道されたように)タクシーチケット配布廃止による国土交通省のタクシー代削減がなんと!1ヶ月9000万円!なんてなことをやっている。にもかかわらず、コストカットは限界と消費税を上げようとする。こんな状況なのに「国民は選挙に行き政治参加しろ!」という。循環がメチャクチャなんですよ。
何でも自分達で決めてしまう一方で、現場に「自主性を持て!」と檄を飛ばす本部もこれと同じ。やる気なんて出るわけがないです。
こういう会社はおおむね以下の3パターンがセットになっています。
1、本社が決めることが机上の論理で実戦的でない、共感できない。
2、現場責任者のマネージャーもイエスマンで言われるがままになっている。
3、そういう現場も自主的に考えない。
つまり、本社からすると「現場の能力が低い」、現場からすると「本社の管理が強い」となっているわけです。
で、どちらが悪いかといえば、指揮命令上位にある本社に決まっています
で、この打破ですが残念ながら企業体質というのは簡単に変わらないと思います。
なので、ここであなたがすべきことは日頃から大小問わずガンガン改善提案をすることです。企業体質は変わらないから、個人レベルの行動を変えるのです。
今のあなたはそれをやっていないと断言できます。何故なら、スタンスに主体性がなく受け身だからです。
ところで、あなたにとって「理想のクラブ」のイメージは明確でしょうか?改善提案はあくまでも理想と現実のギャップに対して起こるのです。不平不満だけなら赤ん坊でも口にできます。
まずは、上記努力を3年続けることです。どんなに少なくても1週間に1つは改善提案が必要でしょう。他を圧する努力や勤務姿勢を発揮しながら、行動によって変革へのアプローチを続けることだと思います。
******************
★ご質問、ご感想は以下のアドレスへ!お気軽にどうぞ!
info@fitness-biz.net
★2007年7月~2008年5月執筆「フィットネズビズのお悩み相談(全45回)」はこちら!
http://fitbiz02.exblog.jp/
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【今回のお悩み内容】
「社員としてトレーナーをしています。入社4年経つのですが自分の知らないところでクラブの方針や方策が決まってしまいます。効果的な上司へのアプローチ方法はあるでしょうか?」
【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
私も、かって決定権にまるで関与できないという理由で退職したことがありますので、気持ちはよく分かります。オープンに議論されるべき事項が、自分の知らないところで一部の人間だけで決定される。これほどまでにやる気を失うことはないですね。
もちろん、「議論に参加させてほしい!」というのは立場上、無理があったりするわけですが、私が反発したのは「そのような議論をしていること」も公開されないということについてです。
政治もそうじゃないですか。国民の気持ちがわからない政治家(政治屋)や官僚が密室で方針や策をこねくり回す。で、自分達は何をしているかというと、(過日報道されたように)タクシーチケット配布廃止による国土交通省のタクシー代削減がなんと!1ヶ月9000万円!なんてなことをやっている。にもかかわらず、コストカットは限界と消費税を上げようとする。こんな状況なのに「国民は選挙に行き政治参加しろ!」という。循環がメチャクチャなんですよ。
何でも自分達で決めてしまう一方で、現場に「自主性を持て!」と檄を飛ばす本部もこれと同じ。やる気なんて出るわけがないです。
こういう会社はおおむね以下の3パターンがセットになっています。
1、本社が決めることが机上の論理で実戦的でない、共感できない。
2、現場責任者のマネージャーもイエスマンで言われるがままになっている。
3、そういう現場も自主的に考えない。
つまり、本社からすると「現場の能力が低い」、現場からすると「本社の管理が強い」となっているわけです。
で、どちらが悪いかといえば、指揮命令上位にある本社に決まっています
で、この打破ですが残念ながら企業体質というのは簡単に変わらないと思います。
なので、ここであなたがすべきことは日頃から大小問わずガンガン改善提案をすることです。企業体質は変わらないから、個人レベルの行動を変えるのです。
今のあなたはそれをやっていないと断言できます。何故なら、スタンスに主体性がなく受け身だからです。
ところで、あなたにとって「理想のクラブ」のイメージは明確でしょうか?改善提案はあくまでも理想と現実のギャップに対して起こるのです。不平不満だけなら赤ん坊でも口にできます。
まずは、上記努力を3年続けることです。どんなに少なくても1週間に1つは改善提案が必要でしょう。他を圧する努力や勤務姿勢を発揮しながら、行動によって変革へのアプローチを続けることだと思います。
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by fitnessbiz-01
| 2008-08-24 21:02