No.498 1月20日（火）：ＪＦＫの言葉を胸に刻もう！

★このブログは毎日更新予定です（意気込みレベル。）

こんにちは。渋谷の街はどれだけ前向きにセルフコントロールしても馴染めない遠藤です。

さて、少し前の日経新聞で「派遣労働の問題点」みたいな特集を組んでいましたが、その中で「実は一年前には派遣労働の自由さを肯定していた記事を掲載した」ということを自ら告白？していました。こうでも書かない限り、一貫性がないと批判されちゃいますからね。

このように報道の中には時流に流された記事も多いものです。似たような観点では、常に物事の反対を主張していれば正しいというのもあります。例えば、景気が悪くなれば「景気が悪いのは政府の政策が悪いからだ！」、景気が良くなれば「こんな政治をしていればこの先、景気が悪化するぞ！」と。

まぁ、新聞は購読者数を増やすという大命題がありますから、ある程度の大衆迎合は仕方ないし、当然ともいえます。大衆迎合しないと私の連載みたいになりますから、注意も必要です（笑）。

マスコミ媒体からは関連内容について、「目標ややりがい持って生きている人なんて全体の１０％。そうでない９０％が充実して生きていける制度が必要だ」、「経営陣は従業員から給料を絞りとって私腹を肥やしている」的な論調も多く目にします。

はたしてそうでしょうか？考え方は人それぞれですが、私は上記のような考え方の先には「競争力なき衰退」、「才能の埋没」しかないと思います。これは歴史が証明していることでもあります。

今回の金融不況の問題点は「資本主義」に対して「民主主義（政治条件、経済条件、社会条件）」の抑制が働かなかったことにあるというのが私の意見です。

報道を中心に「資本主義」の問題点ばかりが悪視され、「民主主義」の原点である「自助」や「立志」といったものが忘れ去られていると思います。

「国が諸君のために何をしてくれるかを問うな。諸君が国のために、何をなしうるのかを問うて欲しい。」

私を含めて、今こそ、このＪＦＫの言葉を胸に刻みましょう！

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