2009年 02月 06日
No.515 2月6日(金):「経験という力」 |
★このブログは毎日更新予定です(意気込みレベル。)
こんにちは。2月17日(火)のセミナーに向けて気合いの入る遠藤です。今回はフィットネスビジネス誌の連載内容を掘り下げる主旨ですので、遠慮も自粛もなく思い切っていけます!
さて、昨日の続きです。一昨日に「考える力」の重要性を述べ、昨日は「考えること」をする前に大切な「2つのこと」の1つ目として、「勉強する力」を紹介いたしました。
※正しくは前とか後ろではなく、ほぼ同時に行われるわけですが、わかりやすくするためにこのように書いておりますことをご了承ください。
今回はその2つ目。それは「経験という力」です。
では、経験を私流にいいますと、「広い視野で考えるキャリアを積むこと」となります。
身近な例でいうなら、「私は現場専門!」に拘らず、「マネージャー」を経験する。
「ずーっと、このクラブで働きたい!」に拘らず、「転勤」を受け入れる。
「地元で勤務したい!」に拘らず、「引っ越し」を受け入れる。
要は「狭い領域」から飛び出し、多様な能力や価値観を身につけるということです。
よくトレーナーで「教育をやりたい」という人がいます。しかし、私は一貫して言っていますが、トレーナーしかやっていない人に教育はできません。
多様な経験と実績から、社会人力や人生を含めたトータルな能力を教えるのが教育というものです。専門知識を教えることが教育ではないのです。
特に(この業界で「食っていく」なら)マネージャー経験は不可欠です。自己を磨きたい人は絶対にマネージャーにチャレンジすべきです。
何故なら、マネージャーを経験した人は、マネージャーを経験していない上司や役職者をこう見ているからです。
「昔はすごいと思ったけど、自分がマネージャーを経験したら、全然たいしたことなかった。」
この存在に陥った人を「レガシー型上司(遺物型上司)」といいます。
多くの企業がマネージャー経験のない者をSVとかの教育責任者にしてしまいますが、私はこれが弱い現場をつくる大きな原因だと思っています。
これは流行の?パーソナルトレーナーも同様。これも一貫して言っていますが、指導だけでいけば、いつか限界がくるし、何よりもマネジメントに疎い人は「能力」として不利です。それでは、クラブの歩率対象売上の1つで終わってしまうし、気づいた時には所属クラブが閉鎖なんてことにもなりかねません。
私は同様のことをスタジオインストラクターに向けても発信してきましたが、丸っきり無視されてきました(笑)。しかし、30代の半ばくらいからカラダを壊したり、収入が減っている人たちが続出してしている現実を見れば、私の指摘に一定の正当性があることは理解してもらえると思います。
以上、この3日間で「勉強」、「経験」、「考える」という3つの重要性を述べました。
しかし、この3つの次に、最後の「仕上げ」が1つが残っています。
それを明日に記して、今回の「4部作」は終了いたします!
******************
★ご質問、ご感想は以下のアドレスへ!お気軽にどうぞ!
info@fitness-biz.net
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さて、昨日の続きです。一昨日に「考える力」の重要性を述べ、昨日は「考えること」をする前に大切な「2つのこと」の1つ目として、「勉強する力」を紹介いたしました。
※正しくは前とか後ろではなく、ほぼ同時に行われるわけですが、わかりやすくするためにこのように書いておりますことをご了承ください。
今回はその2つ目。それは「経験という力」です。
では、経験を私流にいいますと、「広い視野で考えるキャリアを積むこと」となります。
身近な例でいうなら、「私は現場専門!」に拘らず、「マネージャー」を経験する。
「ずーっと、このクラブで働きたい!」に拘らず、「転勤」を受け入れる。
「地元で勤務したい!」に拘らず、「引っ越し」を受け入れる。
要は「狭い領域」から飛び出し、多様な能力や価値観を身につけるということです。
よくトレーナーで「教育をやりたい」という人がいます。しかし、私は一貫して言っていますが、トレーナーしかやっていない人に教育はできません。
多様な経験と実績から、社会人力や人生を含めたトータルな能力を教えるのが教育というものです。専門知識を教えることが教育ではないのです。
特に(この業界で「食っていく」なら)マネージャー経験は不可欠です。自己を磨きたい人は絶対にマネージャーにチャレンジすべきです。
何故なら、マネージャーを経験した人は、マネージャーを経験していない上司や役職者をこう見ているからです。
「昔はすごいと思ったけど、自分がマネージャーを経験したら、全然たいしたことなかった。」
この存在に陥った人を「レガシー型上司(遺物型上司)」といいます。
多くの企業がマネージャー経験のない者をSVとかの教育責任者にしてしまいますが、私はこれが弱い現場をつくる大きな原因だと思っています。
これは流行の?パーソナルトレーナーも同様。これも一貫して言っていますが、指導だけでいけば、いつか限界がくるし、何よりもマネジメントに疎い人は「能力」として不利です。それでは、クラブの歩率対象売上の1つで終わってしまうし、気づいた時には所属クラブが閉鎖なんてことにもなりかねません。
私は同様のことをスタジオインストラクターに向けても発信してきましたが、丸っきり無視されてきました(笑)。しかし、30代の半ばくらいからカラダを壊したり、収入が減っている人たちが続出してしている現実を見れば、私の指摘に一定の正当性があることは理解してもらえると思います。
以上、この3日間で「勉強」、「経験」、「考える」という3つの重要性を述べました。
しかし、この3つの次に、最後の「仕上げ」が1つが残っています。
それを明日に記して、今回の「4部作」は終了いたします!
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by fitnessbiz-01
| 2009-02-06 22:29