2009年 06月 28日
No.657 6月28日(日):フィットネスお悩み相談Vol.91 |
★このブログは毎日更新予定です(意気込みレベル)。
※毎週日曜日は「フィットネスお悩み相談」をお届けしています。
【今回のお悩み内容】
「部下スタッフに年上の方がたくさんいます。注意しなければならない場面も多いのですが、遠慮が先立ち躊躇してしまいます。どのように接するべきでしょうか。」
【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
日本型年功序列社会、体育会系組織に育ってしまうと、年上の人に注意するのを躊躇してしまうというのは感情的には理解できます。
しかし、今後は部下が年上になることは当たり前になると思いますので、克服しないといけませんね。
そんな私も、今でさえ、相手が年上の人でも自分の意見をはっきり言うようになりましたが、支配人になりたての頃は「年下スタッフ」さえも注意できませんでした。
そのような経験を踏まえ、3つの観点からアドバイスします。
1、行動にフォーカスする
何故、躊躇してしまうかを考えると、「注意する」ということの焦点が、(年上であれ下であれ)生意気と思われたらどうしよう、嫌われたらどうしようといった、「相手との人間関係」に焦点があたっているからだと思います。そうではなく、「注意する」ということは、「行動の修正」、または「相手の成長」というところにフォーカスすることが大切です。相手の反応など気にせず、「行動を注意する」、「相手のために言う」。これが壁を破る第一歩です。
2、意味を伝える
「行動にフォーカスする」ことができたら、続いて大事なことは「意味を伝える」ことです。「何故、いけないのか」を明確に伝えるのです。その前提となるのが「理念」や「方針」の存在です。「私はこう思う」ではNGだと思います。多くの場合、問題行動というのは「自分勝手」なものであり、「理念等」はまったく意識されていません。しかし、スタッフの行動において、理念に反すことほど罪なことはないのです。リーダーは毅然とした姿勢で「理念に基づいた行動」を求める必要があります。
3、圧倒的行動
何よりも大切なことは「圧倒的行動」です。行動を叱っても、意味を伝えても、その本人が事務所でパソコンを眺めていれば説得力は皆無です。特にあなたが「年下」なのであれば、日頃の行動で「年上部下スタッフ」の5倍、10倍の努力や取り組み姿勢を行動で証明することです。この姿が本質問の「本質的答え」だと思います。
もっとも、これら1、2、3を実行しても、すぐには上手くはいきません。
部下教育を含めた「リーダーシップ」の獲得とは、一生涯のテーマだと思うからです。
なので、まずは観点を学んだら、実行に移すことだと思います。
そして、「実践(実戦)」という「宝物」を通じ、悩み、もがきながら、「自分スタイル」を確立していくことが大切だと思います!
******************
★ご質問、ご感想は以下のアドレスへ!お気軽にどうぞ!info@fitness-biz.net
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【今回のお悩み内容】
「部下スタッフに年上の方がたくさんいます。注意しなければならない場面も多いのですが、遠慮が先立ち躊躇してしまいます。どのように接するべきでしょうか。」
【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
日本型年功序列社会、体育会系組織に育ってしまうと、年上の人に注意するのを躊躇してしまうというのは感情的には理解できます。
しかし、今後は部下が年上になることは当たり前になると思いますので、克服しないといけませんね。
そんな私も、今でさえ、相手が年上の人でも自分の意見をはっきり言うようになりましたが、支配人になりたての頃は「年下スタッフ」さえも注意できませんでした。
そのような経験を踏まえ、3つの観点からアドバイスします。
1、行動にフォーカスする
何故、躊躇してしまうかを考えると、「注意する」ということの焦点が、(年上であれ下であれ)生意気と思われたらどうしよう、嫌われたらどうしようといった、「相手との人間関係」に焦点があたっているからだと思います。そうではなく、「注意する」ということは、「行動の修正」、または「相手の成長」というところにフォーカスすることが大切です。相手の反応など気にせず、「行動を注意する」、「相手のために言う」。これが壁を破る第一歩です。
2、意味を伝える
「行動にフォーカスする」ことができたら、続いて大事なことは「意味を伝える」ことです。「何故、いけないのか」を明確に伝えるのです。その前提となるのが「理念」や「方針」の存在です。「私はこう思う」ではNGだと思います。多くの場合、問題行動というのは「自分勝手」なものであり、「理念等」はまったく意識されていません。しかし、スタッフの行動において、理念に反すことほど罪なことはないのです。リーダーは毅然とした姿勢で「理念に基づいた行動」を求める必要があります。
3、圧倒的行動
何よりも大切なことは「圧倒的行動」です。行動を叱っても、意味を伝えても、その本人が事務所でパソコンを眺めていれば説得力は皆無です。特にあなたが「年下」なのであれば、日頃の行動で「年上部下スタッフ」の5倍、10倍の努力や取り組み姿勢を行動で証明することです。この姿が本質問の「本質的答え」だと思います。
もっとも、これら1、2、3を実行しても、すぐには上手くはいきません。
部下教育を含めた「リーダーシップ」の獲得とは、一生涯のテーマだと思うからです。
なので、まずは観点を学んだら、実行に移すことだと思います。
そして、「実践(実戦)」という「宝物」を通じ、悩み、もがきながら、「自分スタイル」を確立していくことが大切だと思います!
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by fitnessbiz-01
| 2009-06-28 19:16