No.706 8月16日（日）：フィットネスお悩み相談Ｖｏｌ.98

★このブログは毎日更新予定です（意気込みレベル）。
※毎週日曜日は「フィットネスお悩み相談」をお届けしています。

【今回のお悩み内容】　
「４０才代の管理職です。よく、『最近の若者（２０代）は弱くなった』といわれますが、どのように捉えていますか？私には弱くなっているように映るのですが・・。」

【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
私の身の回りを見る限り、「若者が弱い」と感じたことはないですし、そう口に出したことも、記憶の中では一度もないと思います。

とはいえ、ある程度は仕方がない部分もあると思います。大半の人が生まれた時から不自由なく生きることができ、さらに生活はどんどん便利になっています。また、仕事についても選択肢が数限りなくありますから、自然と「強さが消えていく」のではないでしょうか。

しかしながら、「弱い」のは「若者」だけではないですね。

私はこれまで降格人事の通達や、部下を厳しく叱りつける場面を数多く経験してきましたが、信じられないことに、その時に泣く人間を何人も見てきました（爆）。

私は仕事で泣く人がまったく理解できないのですが、辛くなって悲しくなって泣くのです。これは先生に叱られて泣いている小学生と変わらぬメンタリティです。

ちなみに、この泣いちゃった人々は、３０才とか、３５才とか、４０才でした。今まで、ビシっと言われた経験がない上に、気持ちだけあって、能力習得が不十分だと、それに見合った評価をドライにされた際に、ショックが大きすぎて泣いちゃうみたいです。

何が言いたいかというと、一般的に「若者が弱くなっている」といわれている以上に、フィットネス業界に従事する人々は総体的に「打たれ弱い」のではないかということです。

私なりの結論を申せば、古今東西、リーダーを目指す「２０％人材」に「弱い人」はいないと思います。

「弱い人」は改善しません。

その改善に頭を悩ますより、「強いリーダー候補」を選抜し、強めの負荷を掛け、正当な競争社会に放り出すとともに、「弱い人」については組織の中で、どう活かすかを考えることが肝要であるように思います。

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