2010年 04月 25日
No.958 4月25日(日):フィットネスお悩み相談Vol.144 |
★このブログは毎日更新予定です。(意気込みレベル)
※毎週日曜日は「フィットネスお悩み相談」をお届けしています。
【今回のお悩み内容】
「以前のブログで『水平展開という考え方は好きではない』と書かれていましたが、私の会社では『水平展開』が合言葉になっています。遠藤さんがそう考える理由を教えてください。」
【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
嫌いな理由は簡単です!
そこに「強制力」が働いていること。
そこに「主体性」が欠落していること。
です。
物事は「主体性」が大事なのであって、人のやっていることを真似ても上手くいきません。
そういうと「“学ぶ”の語源は“真似ぶ”ではないか!」と反論を受けそうですが、それも「主体性」があってこそ意味があるのであって、会社の方針などとは感心しません。
また、「やらないよりやった方がいいのではないか!」という反論も聞こえてきそうですが、「強制力が働いた真似ごと」による小さな効果より、「人の真似が当然」という体質が企業や個人に染み込むことを回避する方が大切だと私は思います。
(以前も記しましたが)成城石井の大久保社長もセミナーで「水平展開はしない」と言われており、その理由として以下の主旨のことを話されていました。
「A店で上手くいったのはA店の担当者やスタッフの熱意があってから効果があったのであって、他店で実行しても10%程度の効果しかない。そのようなことに時間を割くのは効率的ではない。」
まったく、その通りだと思います。
「真似ごと」より「熱意」を創出することが大切なことが、このコメントからもわかると思います。
単なる「真似ごと」は「金太郎飴」のような同質で均一な企業文化を育てます。
また、日頃から考え抜いている人は、他社等の事例が参考やヒントになることはあっても、そのまま真似るということはないでしょう。
「真似ぶ」というのは、日頃の深い思考と、有意義な情報が相乗効果になってこそ威力を発揮するものです。
もっとも、行動が遅いからこのような指示が来てしまうことは疑いようのない事実だと思います。
まずは「真似ぶ」前に、自分の策を先手投入してはいかがでしょうか?!
******************
★メルマガ「リーダーシップ&マネジメント大学(L&M大学)」の無料登録、本ブログへのご意見、ご感想等は本ページ上部の各フォームよりお願いします。
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【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
嫌いな理由は簡単です!
そこに「強制力」が働いていること。
そこに「主体性」が欠落していること。
です。
物事は「主体性」が大事なのであって、人のやっていることを真似ても上手くいきません。
そういうと「“学ぶ”の語源は“真似ぶ”ではないか!」と反論を受けそうですが、それも「主体性」があってこそ意味があるのであって、会社の方針などとは感心しません。
また、「やらないよりやった方がいいのではないか!」という反論も聞こえてきそうですが、「強制力が働いた真似ごと」による小さな効果より、「人の真似が当然」という体質が企業や個人に染み込むことを回避する方が大切だと私は思います。
(以前も記しましたが)成城石井の大久保社長もセミナーで「水平展開はしない」と言われており、その理由として以下の主旨のことを話されていました。
「A店で上手くいったのはA店の担当者やスタッフの熱意があってから効果があったのであって、他店で実行しても10%程度の効果しかない。そのようなことに時間を割くのは効率的ではない。」
まったく、その通りだと思います。
「真似ごと」より「熱意」を創出することが大切なことが、このコメントからもわかると思います。
単なる「真似ごと」は「金太郎飴」のような同質で均一な企業文化を育てます。
また、日頃から考え抜いている人は、他社等の事例が参考やヒントになることはあっても、そのまま真似るということはないでしょう。
「真似ぶ」というのは、日頃の深い思考と、有意義な情報が相乗効果になってこそ威力を発揮するものです。
もっとも、行動が遅いからこのような指示が来てしまうことは疑いようのない事実だと思います。
まずは「真似ぶ」前に、自分の策を先手投入してはいかがでしょうか?!
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by fitnessbiz-01
| 2010-04-25 21:39