2010年 09月 24日
No.1110 9月24日(金):「働き方」を考えよう! |
★このブログは毎日更新予定です。(意気込みレベル)
こんにちは。遠藤です。今日は45度レッグプレスが好調でラッキー!でした。
さて、現在のような完全なボーダレス社会における企業競争、個人競争の時代になっても、それに気づくこともなく、相変わらず「前時代的な働き方」から脱しようとしない人がたくさんいるから困ります。
このことをドラッカーの格言を用いながら説明してみます。
戦後の日本に代表されるような国の経済発展の基盤は、「モノづくり」に代表される「肉体労働」を中心とした働き方にあったことはいうまでもありません。
※「肉体労働」とは差別的に使われることがありますが、そのような意図はまったくありません。念のため。
その後、当然のことながら、世の中は変遷していきます。
ドラッカーは既に1957年の段階で、著書において「知識労働者」というキーワードを掲げ、今後の社会の変化を予測しています。
ドラッカーは「知識労働者」を「賃金ではなく、仕事で得られる成果を求めて働くもの」としており、その後、実際の世の中も進化の必然として、「肉体労働者中心の社会から知識労働者中心の社会になった」といわれるようになりました。
さらに、ドラッカーは「テクノロジスト」という概念を世に送り出します。
この定義は示唆に富むものであり、著書の中で以下のように記されています。
「きわめて多くの知識労働者が知識労働と肉体労働の両方を行う。そのような人たちを『テクノロジスト』と呼ぶ。『テクノロジスト』こそ、先進国にとって唯一の競争力要因である。」
そして、ドラッカーは、特に若者の中でも最も有能な者たちに、「テクノロジスト」としての能力を持ってほしいといわれています。
※私のいうところの「顧客満足(現場)をつくって、利益(数字)をつくる」という「リーダーの仕事」はこの概念に合致しています。
フィットネス業界で働く人々は、この話を聞いてどう思ったでしょうか?
小難しい話だと思ったでしょうか?
果たして、自分自身はこの3段階のどこにいるか、考えたことがあるでしょうか?
人間の価値観とか欲求は、1950年代に「賃金から仕事で得られる成果」、つまり、「やりがい」とか「達成感」にシフトしているのです。
はっきり言って、成果も上がらないのに、残業申請したり、休日出勤申請したりできる人は、1950年代以前に生きているようなものなのです。
ちなみに、労働基準法もその原形は1947年に制定されたものです。
※もちろん、守ることが前提です。自分との向き合い方をいっているだけ。
今は2010年です。
「本当の幸せ」を掴むには、どういう「働き方」が必要か?!
私達には、人にいわれるまでもなく、そのことを自分の頭で考え抜き、実行することが求められているのです。
自分のため、家族のために!
*****************
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こんにちは。遠藤です。今日は45度レッグプレスが好調でラッキー!でした。
さて、現在のような完全なボーダレス社会における企業競争、個人競争の時代になっても、それに気づくこともなく、相変わらず「前時代的な働き方」から脱しようとしない人がたくさんいるから困ります。
このことをドラッカーの格言を用いながら説明してみます。
戦後の日本に代表されるような国の経済発展の基盤は、「モノづくり」に代表される「肉体労働」を中心とした働き方にあったことはいうまでもありません。
※「肉体労働」とは差別的に使われることがありますが、そのような意図はまったくありません。念のため。
その後、当然のことながら、世の中は変遷していきます。
ドラッカーは既に1957年の段階で、著書において「知識労働者」というキーワードを掲げ、今後の社会の変化を予測しています。
ドラッカーは「知識労働者」を「賃金ではなく、仕事で得られる成果を求めて働くもの」としており、その後、実際の世の中も進化の必然として、「肉体労働者中心の社会から知識労働者中心の社会になった」といわれるようになりました。
さらに、ドラッカーは「テクノロジスト」という概念を世に送り出します。
この定義は示唆に富むものであり、著書の中で以下のように記されています。
「きわめて多くの知識労働者が知識労働と肉体労働の両方を行う。そのような人たちを『テクノロジスト』と呼ぶ。『テクノロジスト』こそ、先進国にとって唯一の競争力要因である。」
そして、ドラッカーは、特に若者の中でも最も有能な者たちに、「テクノロジスト」としての能力を持ってほしいといわれています。
※私のいうところの「顧客満足(現場)をつくって、利益(数字)をつくる」という「リーダーの仕事」はこの概念に合致しています。
フィットネス業界で働く人々は、この話を聞いてどう思ったでしょうか?
小難しい話だと思ったでしょうか?
果たして、自分自身はこの3段階のどこにいるか、考えたことがあるでしょうか?
人間の価値観とか欲求は、1950年代に「賃金から仕事で得られる成果」、つまり、「やりがい」とか「達成感」にシフトしているのです。
はっきり言って、成果も上がらないのに、残業申請したり、休日出勤申請したりできる人は、1950年代以前に生きているようなものなのです。
ちなみに、労働基準法もその原形は1947年に制定されたものです。
※もちろん、守ることが前提です。自分との向き合い方をいっているだけ。
今は2010年です。
「本当の幸せ」を掴むには、どういう「働き方」が必要か?!
私達には、人にいわれるまでもなく、そのことを自分の頭で考え抜き、実行することが求められているのです。
自分のため、家族のために!
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by fitnessbiz-01
| 2010-09-24 20:18