2010年 09月 26日
No.1112 9月26日(日):フィットネスお悩み相談Vol.165 |
★このブログは毎日更新予定です。(意気込みレベル)
※毎週日曜日は「フィットネスお悩み相談」をお届けしています。
【今回のお悩み内容】
「下期に向けて予算の修正を行ったのですが、部下スタッフの目標設定が低く困っています。マネージャーとして、『そんなことでは成長できない』と指導するのですが、部下は未達成に終わった時のことを気にしてしまうようです・・。」
【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
これは、某部門の売上において、頑張れば80万円は達成できるのに、「予算」を60万円で申告してきて、それを確実に達成しようという考え方ですね。
※結果として70万円を達成すれば、さらに評価は上がる!
もっとも、「予算」もなく、行き当たりばったりのクラブ運営をしているところが大半ですから、「予算」を意識しているだけでも、それでも、ずーっといい方だとは思いますが・・。
いずれにせよ、マネージャーとしては、目標を80万円等にして、それに向けて頑張ることで、結果的に75万円とか、80万円以上を達成しようとしているのだと思います。
私も同じ考えです。
「予算60万円、実績60万円、予算達成!」よりも、「予算80万円、実績70万円、予算未達成・・」の方が、「よほど価値がある」と思います。
売上70万円が可能なのに、全員揃って60万円で喜んでいるわけですから、こんなに滑稽な話はありません。
しかしながら、そのような「最大値評価」をするクラブはほとんどないと思います。
多くは「予算達成率」なる項目で評価されますから、部下が予算を下げて、「無理をしなくなる」のは当然のことだといえます。
これでは時間経過と比例して、会社も個人も間違いなく弱体化していきます。
私はかつて、この矛盾を実体験しました。
予算作成の時点で、明らかにその達成難易度に差があるのです。
それで、難易度の低い人が、予算を達成し、評価されている。
こんなおかしなことはないと思いました。
だから、(フィットネスビジネス誌2010年9月号でも触れましたが)、私は自社において予算管理というものをしません。
もちろん、ないと不便ですから作りますが、あくまでも目安です。
私が自社社員に指示するのは、その店のポテンシャルを経営判断した上での、毎月の入会者何名以上、退会率何%以下、在籍者何名以上、営業利益いくら以上という指標だけです。
各社員は「それ以上の最大の結果」を目指して、「最大の行動」をすればいいのです。
この「最大の結果」、「最大の行動」を重視することが大事なのです。
「予算を意図的に下げる」などは、これに反する実に愚かな行為です。
解決の方向性としては、会社の評価制度を変える、または、個人に考え方の変革を促すの2つが考えられますが、理解を示す会社(特に人事部)はほとんどないでしょう。
したがって、個人に対し、「評価など気にせず高い目標を掲げろ!大風呂敷を拡げろ!」と発破をかけることが唯一の活路かと思います!
「リーダー」を目指すものなら、その意味をすぐに理解するはずです!
※理解できない人は諦めて、「低い予算達成」を目指させるのが現実的かと思います。
******************
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※以下の広告は私の意思とはまったく関係なく勝手に表示されております。
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「下期に向けて予算の修正を行ったのですが、部下スタッフの目標設定が低く困っています。マネージャーとして、『そんなことでは成長できない』と指導するのですが、部下は未達成に終わった時のことを気にしてしまうようです・・。」
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これは、某部門の売上において、頑張れば80万円は達成できるのに、「予算」を60万円で申告してきて、それを確実に達成しようという考え方ですね。
※結果として70万円を達成すれば、さらに評価は上がる!
もっとも、「予算」もなく、行き当たりばったりのクラブ運営をしているところが大半ですから、「予算」を意識しているだけでも、それでも、ずーっといい方だとは思いますが・・。
いずれにせよ、マネージャーとしては、目標を80万円等にして、それに向けて頑張ることで、結果的に75万円とか、80万円以上を達成しようとしているのだと思います。
私も同じ考えです。
「予算60万円、実績60万円、予算達成!」よりも、「予算80万円、実績70万円、予算未達成・・」の方が、「よほど価値がある」と思います。
売上70万円が可能なのに、全員揃って60万円で喜んでいるわけですから、こんなに滑稽な話はありません。
しかしながら、そのような「最大値評価」をするクラブはほとんどないと思います。
多くは「予算達成率」なる項目で評価されますから、部下が予算を下げて、「無理をしなくなる」のは当然のことだといえます。
これでは時間経過と比例して、会社も個人も間違いなく弱体化していきます。
私はかつて、この矛盾を実体験しました。
予算作成の時点で、明らかにその達成難易度に差があるのです。
それで、難易度の低い人が、予算を達成し、評価されている。
こんなおかしなことはないと思いました。
だから、(フィットネスビジネス誌2010年9月号でも触れましたが)、私は自社において予算管理というものをしません。
もちろん、ないと不便ですから作りますが、あくまでも目安です。
私が自社社員に指示するのは、その店のポテンシャルを経営判断した上での、毎月の入会者何名以上、退会率何%以下、在籍者何名以上、営業利益いくら以上という指標だけです。
各社員は「それ以上の最大の結果」を目指して、「最大の行動」をすればいいのです。
この「最大の結果」、「最大の行動」を重視することが大事なのです。
「予算を意図的に下げる」などは、これに反する実に愚かな行為です。
解決の方向性としては、会社の評価制度を変える、または、個人に考え方の変革を促すの2つが考えられますが、理解を示す会社(特に人事部)はほとんどないでしょう。
したがって、個人に対し、「評価など気にせず高い目標を掲げろ!大風呂敷を拡げろ!」と発破をかけることが唯一の活路かと思います!
「リーダー」を目指すものなら、その意味をすぐに理解するはずです!
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by fitnessbiz-01
| 2010-09-26 19:35