No.1118 10月2日（土）：「現実」を見よ！

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こんにちは。遠藤です。今日は朝からとても心地よい気候でラッキー！でした。

さて、政府が「４．８兆円」の緊急経済対策を発表しました。

政治のことはあまり触れないようにしているのですが、あまりにも呆れるので書きます。

この国はいつまでこのような「政府がお金をばら撒くことで景気が浮揚する」という発想を続けるのでしょう。

しかも、「ばら撒いた穴埋め」を大量の国債発行（将来世代への借金）で賄っています。
※今回は国債発行はないらしい。

その結果、この国はどうなっているか？

（本ブログの読者さまなら周知の通り）、現在、日本の財政は、収入の２倍の借金をしないと運営ができず、さらにその運営を維持するために、収入の２０倍の借金をしています。

これを個人の生活に置き換えれば、年収５００万円の人が、年収と同額の５００万円の借金をしないと生活できず（つまり、生活に１０００万円かけている）、さらに、借金の総額が１億円になっているということです。

こんな馬鹿げた話はありません。

国を会社に例えるなら、「政治家」は「役員」に該当し、「官僚」は「部長（実行部隊）」といえます。

企業なら、こんな無能な「役員」や「部長」はクビが当然です。

一方で、本日の新聞に、「楽天が来春の新規採用の２０％を外国人とし、新規社員の全員が英語を話せる」という記事がありました。
※社内公用語が英語だから当然ですが。

ユニクロも、パナソニックも、採用枠の半分以上を外国人にする方針です。

このような「現実」が存在する中、子ども手当、高速道路無料化、公立高校無料化といった、国の「ばら撒き」を「助かった！」などと無邪気に喜んでいる人と、グローバル企業の厳しい競争環境の最前線で生き抜いていく人では、年収で１０倍、２０倍の差がつくのが必然です。

翻って、フィットネス業界を見れば、多くの若者がこのような現実を直視することもなく、ノー天気に働き、毎月２５日には「お給料」が自動配給されると信じています。

大前研一氏は自身の著書の中で、こういう受け身で危機感のない人は「野垂れ死にする」と述べています。

「野垂れ死に」が他人事ではない時代が、そこまで来ているのです！

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