2010年 10月 17日
No.1133 10月17日(日):フィットネスお悩み相談Vol.168 |
★このブログは毎日更新予定です。(意気込みレベル)
※毎週日曜日は「フィットネスお悩み相談」をお届けしています。
【今回のお悩み内容】
「先週の本コーナーで『教育者になりたければ、一流のマネージャーになりなさい』と言われていましたが、異論があります。『名選手=名監督』とは限りません。最近でも、ザッケローニ監督は『一流の選手』ではありません。優れた教育者(指導者)が一流のマネージャーである必要はないと思います。」
【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
ご質問に対する、私の見解は極めて明確です。
それは、「スポーツとビジネスは違う」ということに尽きます。
その本質は、(私がよく言うことでもあるのですが)、「スポーツは素質の影響を受けるが、ビジネスはそうではない」というところにあります。
つまり、スポーツは人の二倍、三倍の「努力」をしても「素質」の影響を受け、プロになれない場合がありますが、ビジネスは、人の二倍、三倍の「努力」をすれば、必ずプロになれるのです。
私自身、プロ野球選手を目指して高校に進学しましたが、高校2年生の頃には、練習場(グラウンド)を拝借していた、大学生(日大)の選手を見たり、同じ年齢の有望株の学生のプレイを見るにつけ、「これは逆立ちしても敵わない」と思いました。
仮に、その後、彼等の100倍の努力をしても、逆転することは不可能だったはずです。
※その時点までの努力が足りないという見方もできるが、いずれにせよ、素質の差は否定できない。
しかし、「ビジネス」の世界は違います。
「ビジネス」の世界は、「平等」であり、「公平」です。
多少、出遅れていても、本当に人の100倍の努力をすれば、あっという間に逆転やリカバリーが可能です。
だから、「スポーツの世界では『名選手=名監督』ではない。だから、一流のマネージャーになる必要はない」というのは、本質を見誤った解釈だと思います。
今後の社会で必要とされるのは、自分で考え、行動し、結果を出せる「自立型ビジネスリーダー」です。
そして、「自立型ビジネスリーダー」には、誰もが平等に公平になることができるのです。
そのポジションを掴む努力をせずに、また、それを実現することもできない人が、人を教育することなどできるでしょうか?
いつも言うことですが、「教育」というのは専門知識を教えたり、人事システムや教育制度をつくることではありません。
当業界の多くの人は、この点で決定的な認識違いをしています。
そういうことをしたい人は「教授」になるか、システム会社で働いたらいいのです。
「リーダーをどれだけ育てたのか?!」に応えるのが、「教育」です。
だから、教育者は一流のリーダーであり、マネージャーである必要があるのです!
******************
★メルマガ「リーダーシップ&マネジメント大学(L&M大学)」の無料登録、本ブログへのご意見、ご感想等は本ページ上部の各フォームよりお願いします。
※以下の広告は私の意思とはまったく関係なく勝手に表示されております。
※毎週日曜日は「フィットネスお悩み相談」をお届けしています。
【今回のお悩み内容】
「先週の本コーナーで『教育者になりたければ、一流のマネージャーになりなさい』と言われていましたが、異論があります。『名選手=名監督』とは限りません。最近でも、ザッケローニ監督は『一流の選手』ではありません。優れた教育者(指導者)が一流のマネージャーである必要はないと思います。」
【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
ご質問に対する、私の見解は極めて明確です。
それは、「スポーツとビジネスは違う」ということに尽きます。
その本質は、(私がよく言うことでもあるのですが)、「スポーツは素質の影響を受けるが、ビジネスはそうではない」というところにあります。
つまり、スポーツは人の二倍、三倍の「努力」をしても「素質」の影響を受け、プロになれない場合がありますが、ビジネスは、人の二倍、三倍の「努力」をすれば、必ずプロになれるのです。
私自身、プロ野球選手を目指して高校に進学しましたが、高校2年生の頃には、練習場(グラウンド)を拝借していた、大学生(日大)の選手を見たり、同じ年齢の有望株の学生のプレイを見るにつけ、「これは逆立ちしても敵わない」と思いました。
仮に、その後、彼等の100倍の努力をしても、逆転することは不可能だったはずです。
※その時点までの努力が足りないという見方もできるが、いずれにせよ、素質の差は否定できない。
しかし、「ビジネス」の世界は違います。
「ビジネス」の世界は、「平等」であり、「公平」です。
多少、出遅れていても、本当に人の100倍の努力をすれば、あっという間に逆転やリカバリーが可能です。
だから、「スポーツの世界では『名選手=名監督』ではない。だから、一流のマネージャーになる必要はない」というのは、本質を見誤った解釈だと思います。
今後の社会で必要とされるのは、自分で考え、行動し、結果を出せる「自立型ビジネスリーダー」です。
そして、「自立型ビジネスリーダー」には、誰もが平等に公平になることができるのです。
そのポジションを掴む努力をせずに、また、それを実現することもできない人が、人を教育することなどできるでしょうか?
いつも言うことですが、「教育」というのは専門知識を教えたり、人事システムや教育制度をつくることではありません。
当業界の多くの人は、この点で決定的な認識違いをしています。
そういうことをしたい人は「教授」になるか、システム会社で働いたらいいのです。
「リーダーをどれだけ育てたのか?!」に応えるのが、「教育」です。
だから、教育者は一流のリーダーであり、マネージャーである必要があるのです!
******************
★メルマガ「リーダーシップ&マネジメント大学(L&M大学)」の無料登録、本ブログへのご意見、ご感想等は本ページ上部の各フォームよりお願いします。
※以下の広告は私の意思とはまったく関係なく勝手に表示されております。
by fitnessbiz-01
| 2010-10-17 18:12