No.1134 10月18日（月）：何故、「目的・目標」が必要か？

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こんにちは。遠藤です。今日は読書が充実していてラッキー！でした。

さて、当たり前のことですが、仕事をする上では「目的・目標」が不可欠です。

世間には「目的や目標はいらない」といった本が出ているので、それを見て、「目的や目標はいらないんだ！」と思ってしまう人もいるかもしれませんが、それらの本に書いてあるのは、「必ずしも目的や目標から『逆算』した人生を歩むことはない」ということであって、「目標をクリアしていくことの必要性」については必ず触れられています。

本日は、その必要性を、「喩え話（ＡＢＣの事例）」で説明しましょう。

まず、Ａパターン。

私が１０名の職場のリーダーだったとします。そこで、「週末、全員で山登りに行こう！場所は高尾山だ。着いたらＢＢＱで盛り上がろう！集合は７時に本社だ。」と言ったとします。この時、１０名はどのような「準備」をするでしょうか？

続いて、Ｂパターン。
同じく、私は１０名の職場のリーダーです。そして、「週末、全員で山登りに行くぞ！集合は７時に本社だ。」と言ったとします。さて、１０名はどのような「準備」をするでしょうか？

最後がＣパターン。
これも、私は１０名の職場のリーダーです。そして、「週末、全員でレジャーに行くぞ！集合は７時に本社だ。」と言って帰ってしまったとします。さて、１０名はどのような「準備」をするでしょうか？

Ａパターンは、「高尾山でＢＢＱをするための」、より具体的な「準備」をします。

Ｂパターンは、高尾山に行くかも、富士山に行くかもわかりませんし、そこで何をするかもわかりません。目的も場所もわからなければ「準備」の仕様もありません。ＢＢＱの準備をしてくるものがいるかもしれないし、いないかもしれない。登山靴だけ持ってくる人がいるかもしれないし、川遊びのつもりで来る人もいるかもしれません。山へ行くことはできても、ＢＢＱをすることはできないかもしれません。

Ｃパターンは、もう最悪です。海に行くと思う人もいるかもしれないし、ドライブと思う人もいるかもしれない。メンバーが持参してくるものも、浮き輪だったり、テントだったりで、もう滅茶苦茶。山へ行くことすらできないかもしれません。

これで、おわかりでしょう。

「目的」や「目標」がないということは、こういうことなのです。

つまり、（「目的」や「目標」が達成するための）、適切な「準備」ができない。

だから、Ｂ型リーダーや、Ｃ型リーダーのクラブは「滅茶苦茶」になり、「目的」や「目標」も達成できないのです。

「結果」は、「目的」や「目標」に基づく「準備」で決まると言っても過言ではないのです！

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