No.1137 10月21日（木）：ドラッカーの本に「服の売り方」は書いていない。

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こんにちは。遠藤です。今日はＭＴＧを実施したオシャレな駅に綺麗な人が多くラッキー！でした。

さて、先日のことなのですが、かつて「リニューアルプロジェクト」に協力させていただいたクラブのリーダーの方から電話をいただきました。

なんでも、その後も業績が好調に推移し、その際に見送った「第二投資」を実施するというのです。

ブラボー！ブラボー！

このＰＪＴは「全面建て替え」か「リニューアル」かで議論が分かれたもので、私はオーナー様側の「今のクラブに価値を付加する方向でのリニューアル」という立場で協力したので、この現実を何よりも嬉しく思います。

そのリーダーの方は、私が参加した当時のＭＴＧの発言等をよく覚えていてくださり、また、ブログ等も読んでいただいているようで、「その内容の意味を考えながら、理想と現実の中で試行錯誤をしながら運営をしている」という主旨のことを言われていました。

こういうお話を聞くと、本当に幸せな気持ちになります。

もちろん、私の言ったことをやれば必ず良くなるということはありませんが、このように発言や文章の「ポイント」や「エッセンス」を掴んでいただけ、それを運営に生かしていただけるというのは、「遠藤一佳」という、話し手であり、書き手にとっては「至福の瞬間」なのです。

私はブログ等はもちろんのこと、業界誌等で意識的に「具体策」を書かないようにしています。

それ故、「もっと具体策を教えてほしい」と言われることもあるのですが、私が具体策を書かないのは「ノウハウを隠しているから」ではありません。

「具体策」とか「明日から役立つ方法」などには、価値がないと思っているからです。

だから、いずれ時間ができたらホームページに具体策を１００でも２００でも公開したいと思っているくらいです。

見学入会が増える方法、紹介入会が増える方法、付帯売上が増える方法などなど、いくらでも当たり前に事例があります。

でも、こんなことを真似ても、効果は一時的なのです。

大切なことは「マネジメント」です。

そこが難しいわけで、だからこそ、名経営者はドラッカー本を５０年以上にわたってバイブルにしているのです。

「ドラッカーの本には『どうやったら服が売れるか』など一言も書いていない。」

この柳井正氏の言葉こそが「本質」なのです！

※記載クラブ様！今後も業績を伸ばしてください！

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