2010年 11月 02日
No.1149 11月2日(火):「降格希望」の先生たち。 |
★このブログは毎日更新予定です。(意気込みレベル)
こんにちは。遠藤です。今日は久しぶりに富士山を全開で見ることができラッキー!でした。
さて、少し古いですが、先週の日経新聞に、「2009年度に自らの希望で校長や副校長、主幹教諭から、一般教諭に降格を希望した人は223人で、前年度より約25%増えた」という記事がありました。
学校数等の背景要因をまったく推定しないので、その数字が多いのか少ないのかはわかりませんが、少なくとも「前年度よりは増えたこと」には違いありません。
小中学生の子供を持つ親(私)から見ても、「先生たち」には以下の弱点が顕著です。
・ビジネスの経験がない。一般常識にも課題がある。
・企業家精神など欠片もなく、公務員感覚で働いている。
・(これは先生たちの問題ではないが)非常識な親が増えており、これに対応できない。
以前は知識を詰め込んでおけば勝手に就職してくれたし、親も「体罰くらいは当然」と思っていたので、現状維持の前例踏襲をしていれば務まったのでしょうが、時代の変化にともない、先生たちも「やっていけなくなった」わけです。
似た状態で、フィットネスクラブの職場でも、「鬱」に悩む人が多くなっているようです。
私の見る限り、原因は以下にあると思います。
・本人に「志」が立っていない。
・会社や上司に対し、強いストレスがある。
・相談できる仲間がいない。
・役職の重責に耐えられない。
まず、「本人に『志』が立っていない」ですが、「この仕事を通じて、こういうことを実現する!」、「この仕事を通じて、こういう人間になる!」という「志」がなければ、基本的に苦難が訪れるたびに衰弱していくことになります。「志」が立っている人は、苦難の度に、それを乗り越え、強くなっていくものです。「志」がないなら、無理せず、もっとストレスのない職種や雇用形態を選択すべきです。
次は、「会社や上司に対し、強いストレスがある」。私もかつては「何で、こんなタバコを吸っているような連中と同じ職場でやらなければいけないんだ」って思っていました。しかし、いつも言うように、これは社内改革運動を率先実施するなど「行動」で解決していくべきです。それを一定期間やっても、反応がないようであれば「おさらば」すればいいのです。終わりを決めておき、その間にスキルを磨けば、ストレスも前向きに解消されます。
続いて、「相談できる相手がいない」。悩みというのは、解決しなくてもいいから、ガス抜きをすることが大事です。とにかく、人に話すことです。その相手は、社内だと会社に漏れることもないとは言えないので、社外でもいいと思います。とにかく、「信頼できる人」を選ぶことです。
最後は「役職の重責に耐えられない」。こういう人は、無理してマネージャーなどやる必要もないのです。その代わり年収は下がります。でも、その方が「人生」で考えたらいいじゃないですか。生活レベルを工夫して、自由に使えるお金を維持していけば、ストレスからも解放され、仕事もプライベートも楽しめます。
もっとも、このような「論理」で解決できる問題ではないことはよくわかりますが、逆にいえば「論理」を知らないから「鬱」の局面に突入していくのです。
考え方を身につけて、その手前で良好に対応していけばいいのです。
実は、私も前々々職時代は、怒りや悔しさで眠れない夜が続いた時がありました。
その結果どうなったかというと、内臓に疾患が出たのです。
こんな、「間抜け」なことはありません。
経験から学び、考え方を改め、今は、何があってもあっという間にグッスリです。
今後はこんな話もセミナー等で、できればいいなと思っています!
*****************
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こんにちは。遠藤です。今日は久しぶりに富士山を全開で見ることができラッキー!でした。
さて、少し古いですが、先週の日経新聞に、「2009年度に自らの希望で校長や副校長、主幹教諭から、一般教諭に降格を希望した人は223人で、前年度より約25%増えた」という記事がありました。
学校数等の背景要因をまったく推定しないので、その数字が多いのか少ないのかはわかりませんが、少なくとも「前年度よりは増えたこと」には違いありません。
小中学生の子供を持つ親(私)から見ても、「先生たち」には以下の弱点が顕著です。
・ビジネスの経験がない。一般常識にも課題がある。
・企業家精神など欠片もなく、公務員感覚で働いている。
・(これは先生たちの問題ではないが)非常識な親が増えており、これに対応できない。
以前は知識を詰め込んでおけば勝手に就職してくれたし、親も「体罰くらいは当然」と思っていたので、現状維持の前例踏襲をしていれば務まったのでしょうが、時代の変化にともない、先生たちも「やっていけなくなった」わけです。
似た状態で、フィットネスクラブの職場でも、「鬱」に悩む人が多くなっているようです。
私の見る限り、原因は以下にあると思います。
・本人に「志」が立っていない。
・会社や上司に対し、強いストレスがある。
・相談できる仲間がいない。
・役職の重責に耐えられない。
まず、「本人に『志』が立っていない」ですが、「この仕事を通じて、こういうことを実現する!」、「この仕事を通じて、こういう人間になる!」という「志」がなければ、基本的に苦難が訪れるたびに衰弱していくことになります。「志」が立っている人は、苦難の度に、それを乗り越え、強くなっていくものです。「志」がないなら、無理せず、もっとストレスのない職種や雇用形態を選択すべきです。
次は、「会社や上司に対し、強いストレスがある」。私もかつては「何で、こんなタバコを吸っているような連中と同じ職場でやらなければいけないんだ」って思っていました。しかし、いつも言うように、これは社内改革運動を率先実施するなど「行動」で解決していくべきです。それを一定期間やっても、反応がないようであれば「おさらば」すればいいのです。終わりを決めておき、その間にスキルを磨けば、ストレスも前向きに解消されます。
続いて、「相談できる相手がいない」。悩みというのは、解決しなくてもいいから、ガス抜きをすることが大事です。とにかく、人に話すことです。その相手は、社内だと会社に漏れることもないとは言えないので、社外でもいいと思います。とにかく、「信頼できる人」を選ぶことです。
最後は「役職の重責に耐えられない」。こういう人は、無理してマネージャーなどやる必要もないのです。その代わり年収は下がります。でも、その方が「人生」で考えたらいいじゃないですか。生活レベルを工夫して、自由に使えるお金を維持していけば、ストレスからも解放され、仕事もプライベートも楽しめます。
もっとも、このような「論理」で解決できる問題ではないことはよくわかりますが、逆にいえば「論理」を知らないから「鬱」の局面に突入していくのです。
考え方を身につけて、その手前で良好に対応していけばいいのです。
実は、私も前々々職時代は、怒りや悔しさで眠れない夜が続いた時がありました。
その結果どうなったかというと、内臓に疾患が出たのです。
こんな、「間抜け」なことはありません。
経験から学び、考え方を改め、今は、何があってもあっという間にグッスリです。
今後はこんな話もセミナー等で、できればいいなと思っています!
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by fitnessbiz-01
| 2010-11-02 23:59