2010年 11月 14日
No.1161 11月14日(日):フィットネスお悩み相談Vol.172 |
★このブログは毎日更新予定です。(意気込みレベル)
※毎週日曜日は「フィットネスお悩み相談」をお届けしています。
【今回のお悩み内容】
「先日、入会しているフィットネスクラブから、『マラソンスクール』の案内があったのですが、その場所は近所の公園や街道でした。そこを走るのはいいとしても、私が驚いたことはそれが『有料』だったことです。フィットネスクラブが公共の場で『有料のプログラム』を開催していいのですか?また、事故が起きた場合は完全に保障してくれるのでしょうか?」
【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
私は以前、(何に記したかは忘れましたが)、「近所の公園を走るようなプログラムを有料にするのはおかしい」と主張したことがあります。
「東京ドーム」か何かを借りきって走るとか、講師が高橋尚子さんだとかいうのならわかりますが、「近所の公園等」を「スタッフと一緒に走る」というのは、当然「月会費内」で行われるサービスであり、それを「有料」にする理由は1つもないと私は思います。
なので、「公共の場」で有料プログラムを展開することの是非よりも、「有料にする理由がない」というところが問題だと思います。
※「事故」については、プログラム参加前に「事故が起きても個人の責任です」という一筆記載が条件だと思いますので、全額補償はしてくれません。このあたりは、お客さま側もリスクを取って参加すべきでしょう。
この背景にはフィットネス業界の「アウトドアブーム」と、「会費単価の下落」があるのです。
私に言わせてもらえば、「インドア」のサービスすら、きちんとできていない状態で、「アウトドア」に進出したところで、「インもアウトも薄くなるだけ」の「虻蜂取らず」だと思うのですが、独自性を持たない多くのクラブは、何もかも「右へならえ」で、みんながやっていることを自分もやらないと不安で仕方ないのです。
そうやって「ブーム」に便乗しつつ、「新プログラム」は課金しやすく、お客様の抵抗も少ないので、それをいいことに減少した売上をそこで取り戻そうとしているわけです。
そんなプログラムに参加する必要はありません。
このような「軸」のない「行き当たりばったり」の運営をしているクラブが、本当にお客さまのことを考えているとは思えません。
今のうちから他のクラブを探しておくのも一案でしょう。
******************
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※以下の広告は私の意思とはまったく関係なく勝手に表示されております。
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【今回のお悩み内容】
「先日、入会しているフィットネスクラブから、『マラソンスクール』の案内があったのですが、その場所は近所の公園や街道でした。そこを走るのはいいとしても、私が驚いたことはそれが『有料』だったことです。フィットネスクラブが公共の場で『有料のプログラム』を開催していいのですか?また、事故が起きた場合は完全に保障してくれるのでしょうか?」
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私は以前、(何に記したかは忘れましたが)、「近所の公園を走るようなプログラムを有料にするのはおかしい」と主張したことがあります。
「東京ドーム」か何かを借りきって走るとか、講師が高橋尚子さんだとかいうのならわかりますが、「近所の公園等」を「スタッフと一緒に走る」というのは、当然「月会費内」で行われるサービスであり、それを「有料」にする理由は1つもないと私は思います。
なので、「公共の場」で有料プログラムを展開することの是非よりも、「有料にする理由がない」というところが問題だと思います。
※「事故」については、プログラム参加前に「事故が起きても個人の責任です」という一筆記載が条件だと思いますので、全額補償はしてくれません。このあたりは、お客さま側もリスクを取って参加すべきでしょう。
この背景にはフィットネス業界の「アウトドアブーム」と、「会費単価の下落」があるのです。
私に言わせてもらえば、「インドア」のサービスすら、きちんとできていない状態で、「アウトドア」に進出したところで、「インもアウトも薄くなるだけ」の「虻蜂取らず」だと思うのですが、独自性を持たない多くのクラブは、何もかも「右へならえ」で、みんながやっていることを自分もやらないと不安で仕方ないのです。
そうやって「ブーム」に便乗しつつ、「新プログラム」は課金しやすく、お客様の抵抗も少ないので、それをいいことに減少した売上をそこで取り戻そうとしているわけです。
そんなプログラムに参加する必要はありません。
このような「軸」のない「行き当たりばったり」の運営をしているクラブが、本当にお客さまのことを考えているとは思えません。
今のうちから他のクラブを探しておくのも一案でしょう。
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by fitnessbiz-01
| 2010-11-14 18:51