2010年 11月 29日
No.1176 11月29日(月):「競争」で若者を伸ばそう! |
★このブログは毎日更新予定です。(意気込みレベル)
こんにちは。遠藤です。今日は念願にしていた某企画がまとまりそうな流れになりラッキー!でした。
さて、先日の日経新聞に出ていた根岸英一氏(ノーベル化学賞受賞)のメッセージは、実に心に響くものでした。
根岸氏は「才能ある若者を、マンツーマンで育て、競争により刺激することで、新しいものが生まれる」と述べられています。
このメッセージにある「4ワード」、つまり、①才能ある若者、②マンツーマン指導、③競争による刺激、④新しいものの創出、こそが、日本国に、そして、フィットネス業界に求められていることだと思います。
①才能ある若者
いつも言うことですが、成長が止まった中高年の存在ほど組織に害なことはありません。何故なら、若者の成長を阻害するからです。10の力量の40才と、8の力量の25才なら、後者を抜擢する方がいいに決まっています。根岸氏がいわれるように、やる気のある「若者」を積極的に活用するという思想が、未来のイノベーションを創るのです。
②マンツーマン指導
根岸氏はいわれます。「野球でも音楽でもトップレベルのプロを育てるには1対1で、ビシビシと指導しないといけない」と。業界の現状はどうでしょう?「集合教育」で、かつ、厳しく指導することも避けているのではないでしょうか?
③競争による刺激
私は昔から思っていることなのですが、社内スタッフというのは「ライバル」ではないのでしょうか?「同志」であることは大事ですが、必要以上に仲良くする必要はないと思います。勤務後に仲良く「飲み」に行っているようでは「競争」など起きません。根岸氏がいわれるように「競争がない」ということは「成長がない」ということなのです。「自社内」という狭い視点だけでは成長は難しいと思います。
④新しいものの創出
以上の①~③を実行することによって、④の「新しいものが生まれる」のです。この段階をすっ飛ばして、「新しい提案をしろ!」などと檄を飛ばしても無意味だと思います。
その他にも、根岸氏は「ノーベル賞をとるのは1000万人に1人で、非常に確率が低い」としながらも、「10分の1の確率を7回繰り返すと考えることで可能性が高くなる」といわれていました。
私は、この考え方に感動を覚えました。
「考え方次第で、不可能なことなんてないのだ!」と。
そして、根岸氏は「その10分の1を通るプロセスが『競争』である」とも述べられていました。
大志を持って、小さな競争に確実に打ち勝っていくことこそが、夢や志の実現につながるのです。
根岸氏は1935年生まれの75才です。
「目標が見当たらない」などと自己に甘え、死んだような顔をして生きている若者たちは、根岸氏のメッセージを聞いて、どう思うのでしょうか?
75才の方を安心させられるように、せっかく与えられた魂をもっと燃やして生きろ!と言いたいです。
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さて、先日の日経新聞に出ていた根岸英一氏(ノーベル化学賞受賞)のメッセージは、実に心に響くものでした。
根岸氏は「才能ある若者を、マンツーマンで育て、競争により刺激することで、新しいものが生まれる」と述べられています。
このメッセージにある「4ワード」、つまり、①才能ある若者、②マンツーマン指導、③競争による刺激、④新しいものの創出、こそが、日本国に、そして、フィットネス業界に求められていることだと思います。
①才能ある若者
いつも言うことですが、成長が止まった中高年の存在ほど組織に害なことはありません。何故なら、若者の成長を阻害するからです。10の力量の40才と、8の力量の25才なら、後者を抜擢する方がいいに決まっています。根岸氏がいわれるように、やる気のある「若者」を積極的に活用するという思想が、未来のイノベーションを創るのです。
②マンツーマン指導
根岸氏はいわれます。「野球でも音楽でもトップレベルのプロを育てるには1対1で、ビシビシと指導しないといけない」と。業界の現状はどうでしょう?「集合教育」で、かつ、厳しく指導することも避けているのではないでしょうか?
③競争による刺激
私は昔から思っていることなのですが、社内スタッフというのは「ライバル」ではないのでしょうか?「同志」であることは大事ですが、必要以上に仲良くする必要はないと思います。勤務後に仲良く「飲み」に行っているようでは「競争」など起きません。根岸氏がいわれるように「競争がない」ということは「成長がない」ということなのです。「自社内」という狭い視点だけでは成長は難しいと思います。
④新しいものの創出
以上の①~③を実行することによって、④の「新しいものが生まれる」のです。この段階をすっ飛ばして、「新しい提案をしろ!」などと檄を飛ばしても無意味だと思います。
その他にも、根岸氏は「ノーベル賞をとるのは1000万人に1人で、非常に確率が低い」としながらも、「10分の1の確率を7回繰り返すと考えることで可能性が高くなる」といわれていました。
私は、この考え方に感動を覚えました。
「考え方次第で、不可能なことなんてないのだ!」と。
そして、根岸氏は「その10分の1を通るプロセスが『競争』である」とも述べられていました。
大志を持って、小さな競争に確実に打ち勝っていくことこそが、夢や志の実現につながるのです。
根岸氏は1935年生まれの75才です。
「目標が見当たらない」などと自己に甘え、死んだような顔をして生きている若者たちは、根岸氏のメッセージを聞いて、どう思うのでしょうか?
75才の方を安心させられるように、せっかく与えられた魂をもっと燃やして生きろ!と言いたいです。
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by fitnessbiz-01
| 2010-11-29 20:54