No.1178 12月1日（水）：戦略に「軸」を！

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こんにちは。遠藤です。今日もまた絶景の富士山を見ることができてラッキー！でした。ずーっと眺めていても飽きません。

さて、本日は少し前の新聞記事からの引用です。

１つは日経ＭＪ（だったと思う）に出ていた、鎌倉シャツの貞末会長のコメントです。

「私たちがターゲットにしているのは高いレベルでの自己実現を目指すポリシーのある人である。」

これは、フィットネス業界に大きく欠落している考え方の１つです。

「誰に売っているのか。」

このことが明確でないと、クラブ運営は「会員数さえ増えれば誰でもいい」という考え方に陥ってしまいます。

結果、「（競合クラブ会員）分捕りキャンペーン」のような策が正当化されてしまうわけです。

もう１つは、日経新聞の日本マクドナルドＨＤの原田会長のコメントです。

「値上げも値下げもしない。」

これも、同じく当業態に欠落している考え方の１つです。

「いくらで売っているのか。」

詳しくは触れませんが、当業界の「価格政策」は滅茶苦茶だと思います。

要するに、「誰に、何を、いくらで売るのか？」ということが、ほとんど考えられていないのです。
※「何を」の部分の商品政策も極めて曖昧なので、三拍子揃っている。

これらのことは「戦略そのもの」です。

経営陣は（両会長コメントを参考に）、自社の「戦略」に「軸」を持つことが求められています。

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