2011年 01月 05日
No.1213 1月5日(水):会議は「真剣勝負の場」だ! |
★このブログは毎日更新予定です。(意気込みレベル)
こんにちは。遠藤です。今日は「筋トレはじめ」が快調でラッキー!でした。
さて、先日に引き続き、日本GEの藤森CEOと、日本マクドナルドの原田CEOの対談からの抜粋です。あまりにも素晴らしいので、今週中はこの話題が続く可能性があります。
対談では、両名が「会議」について以下の認識を示していました。
「勝負の場は、『会議』である。要するに、役者が舞台に上がるのと同じ。役者は舞台でのパフォーマンスが評価の対象になる。この感覚が、ビジネスの中ではあまりない。裏方で一生懸命やっていればいいんだろうとか、舞台で失敗してもほかで頑張っているからとか。でもグローバル企業のビジネスパーソンは、基本的に『舞台=会議』が『真剣勝負の場』だと考えている。」(藤森氏)
「私は『会議は真剣勝負』で、そこが『結果を出す場だ』と心に決めている。日本人は会議で結果が出ると思っていなくて、会議が目的になっている。アメリカ人にしてみれば、会議がすべてのビジネスや人材を評価する場所である。」(原田氏)
私はこれまで「会議」の重要性を繰り返し述べてきました。
しかし、「会議など不要」という一部の論調に翻弄されたり、「立ち会議」などの表面的な真似事をするケースは数多くあっても、上記のような「本質」に基づいた「会議」の位置づけをしている企業は少ないように思えます。
週次の会議さえやっていないなんて話になりません。
そして、藤森氏はこうも続けます。
「私がGEに入って半年ぐらいのタイミングで、前CEO(最高経営責任者)のジャック・ウェルチに会って自分のアイデアを説明する機会があった。すると『いいアイデアだから、これはすぐ来週にでも本社に行ってプレゼンしろ』と言われた。ジャック・ウェルチに言われてアメリカでプレゼンするのだから、練習して練習して練習してうまくならないといけない。もし失敗したら、私の人生はそこで終わってしまう。この時、私は毎日3時間、外国人を呼んできて練習をした。」
「役者が舞台に上がるくらいの気持ちで会議に出ろ」ということは、「人生がそこで終わってしまうくらいの気持ちで会議に出ろ!」ということなのです。
私が社内外を問わない会議参加で憤りを感じるのは「当たり前のように時間に遅れたり、必要な準備をしてこない人間が多数いること」です。
私が許せないのはその「マインド」です。
「手を抜く人間」にリーダーが務まるわけがないのです。
劇団四季なら、舞台で手を抜けば、一生、出番はないでしょう。
ユニクロならその場で叩き出されて終わりです。
でも、当業界の慣行は「次から気を付けましょう」なんてなことで許されてしまう。
どれほどまでに甘いかということです。
会議とは「真剣勝負の場」。
もしも、該当する本ブログ読者の方がいたら、今すぐ改めるべきだと思います。
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対談では、両名が「会議」について以下の認識を示していました。
「勝負の場は、『会議』である。要するに、役者が舞台に上がるのと同じ。役者は舞台でのパフォーマンスが評価の対象になる。この感覚が、ビジネスの中ではあまりない。裏方で一生懸命やっていればいいんだろうとか、舞台で失敗してもほかで頑張っているからとか。でもグローバル企業のビジネスパーソンは、基本的に『舞台=会議』が『真剣勝負の場』だと考えている。」(藤森氏)
「私は『会議は真剣勝負』で、そこが『結果を出す場だ』と心に決めている。日本人は会議で結果が出ると思っていなくて、会議が目的になっている。アメリカ人にしてみれば、会議がすべてのビジネスや人材を評価する場所である。」(原田氏)
私はこれまで「会議」の重要性を繰り返し述べてきました。
しかし、「会議など不要」という一部の論調に翻弄されたり、「立ち会議」などの表面的な真似事をするケースは数多くあっても、上記のような「本質」に基づいた「会議」の位置づけをしている企業は少ないように思えます。
週次の会議さえやっていないなんて話になりません。
そして、藤森氏はこうも続けます。
「私がGEに入って半年ぐらいのタイミングで、前CEO(最高経営責任者)のジャック・ウェルチに会って自分のアイデアを説明する機会があった。すると『いいアイデアだから、これはすぐ来週にでも本社に行ってプレゼンしろ』と言われた。ジャック・ウェルチに言われてアメリカでプレゼンするのだから、練習して練習して練習してうまくならないといけない。もし失敗したら、私の人生はそこで終わってしまう。この時、私は毎日3時間、外国人を呼んできて練習をした。」
「役者が舞台に上がるくらいの気持ちで会議に出ろ」ということは、「人生がそこで終わってしまうくらいの気持ちで会議に出ろ!」ということなのです。
私が社内外を問わない会議参加で憤りを感じるのは「当たり前のように時間に遅れたり、必要な準備をしてこない人間が多数いること」です。
私が許せないのはその「マインド」です。
「手を抜く人間」にリーダーが務まるわけがないのです。
劇団四季なら、舞台で手を抜けば、一生、出番はないでしょう。
ユニクロならその場で叩き出されて終わりです。
でも、当業界の慣行は「次から気を付けましょう」なんてなことで許されてしまう。
どれほどまでに甘いかということです。
会議とは「真剣勝負の場」。
もしも、該当する本ブログ読者の方がいたら、今すぐ改めるべきだと思います。
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by fitnessbiz-01
| 2011-01-05 21:19