2011年 02月 16日
No.1255 2月16日(水):企業価値観で評価をする。 |
★このブログは毎日更新予定です。(意気込みレベル)
こんにちは。遠藤です。今日は新幹線でたっぷり勉強できてラッキー!でした。
本日は富士山がまったく見えませんでした。あれほどまでの巨大な姿が見えたり、見えなかったりとは不思議なものだと思います。
さて、中小企業のカリスマと呼ばれる(株)武蔵野の小山社長の執筆記事を読んでいたら、「もっともな内容」があったので、2つ紹介します。
まずは、「人事評価」について。業績がA評価の部長をB評価にし、賞与を一気に28万円下げたという話です。
この部長は、業績は素晴らしかったものの、たった1回だけ、日報提出を怠ったそうです。
それで28万円減額です。
このことについて小山氏は以下のコメントをしています。
「決められたことをきちんとやっていなかったのに、成績が良かったからといって評価を高くしたら、全員が言うことを聞かなくなる。」
極めて正しい考え方だと思います。
フィットネス業界にも、この判断軸を持った経営陣が増えてほしいものだと思います。
もう1つは、納品した浄水器について、担当者がアフターケアをせずに、数ヶ月放置したことから、お客さまが衛生面で不安になり、途中から市販のミネラルウォーターを購入されて生活され、それを全額弁償することになった件で、その弁償代金の一部をそのチーム社員全員に負担させたという話です。
これも正しい対応だと思います。
私がそう思う理由は大きく3つあって、1つは、このチームが「やるべきことをやらなかったこと」、つまり、「怠惰」によってこのミスが起きたこと。2つは、そのミスに対して、チームとしての「抑止力」がかからなかったこと。3つは、上記の部長への対応との「一貫性」があることです。
「決め事を守らなかった」、「それを誰も気づかなかった」、「だから、一罰百戒で自己負担だ」というのは、非常に筋が通った対応だと思います。
要するに、結果が良くても、結果がクレームになっても、その過程の「行動」が評価されているわけです。
フィットネス業界には結果が良い場合は褒め、悪い場合は攻め込む上司が多数いますが、これはいただけません。
結果にかかわらず、日頃から、「判断基準」を明確にし、その浸透を求めて発信や会話を増やし、その上で、「この基準に対しておかしいと思う」ともっていくことが求められているのです。
「正しい行動」が「正しい結果」を生むわけですから、「行動」を評価するのが当然だと私は思います。
*****************
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さて、中小企業のカリスマと呼ばれる(株)武蔵野の小山社長の執筆記事を読んでいたら、「もっともな内容」があったので、2つ紹介します。
まずは、「人事評価」について。業績がA評価の部長をB評価にし、賞与を一気に28万円下げたという話です。
この部長は、業績は素晴らしかったものの、たった1回だけ、日報提出を怠ったそうです。
それで28万円減額です。
このことについて小山氏は以下のコメントをしています。
「決められたことをきちんとやっていなかったのに、成績が良かったからといって評価を高くしたら、全員が言うことを聞かなくなる。」
極めて正しい考え方だと思います。
フィットネス業界にも、この判断軸を持った経営陣が増えてほしいものだと思います。
もう1つは、納品した浄水器について、担当者がアフターケアをせずに、数ヶ月放置したことから、お客さまが衛生面で不安になり、途中から市販のミネラルウォーターを購入されて生活され、それを全額弁償することになった件で、その弁償代金の一部をそのチーム社員全員に負担させたという話です。
これも正しい対応だと思います。
私がそう思う理由は大きく3つあって、1つは、このチームが「やるべきことをやらなかったこと」、つまり、「怠惰」によってこのミスが起きたこと。2つは、そのミスに対して、チームとしての「抑止力」がかからなかったこと。3つは、上記の部長への対応との「一貫性」があることです。
「決め事を守らなかった」、「それを誰も気づかなかった」、「だから、一罰百戒で自己負担だ」というのは、非常に筋が通った対応だと思います。
要するに、結果が良くても、結果がクレームになっても、その過程の「行動」が評価されているわけです。
フィットネス業界には結果が良い場合は褒め、悪い場合は攻め込む上司が多数いますが、これはいただけません。
結果にかかわらず、日頃から、「判断基準」を明確にし、その浸透を求めて発信や会話を増やし、その上で、「この基準に対しておかしいと思う」ともっていくことが求められているのです。
「正しい行動」が「正しい結果」を生むわけですから、「行動」を評価するのが当然だと私は思います。
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by fitnessbiz-01
| 2011-02-16 23:59