2011年 02月 17日
No.1256 2月17日(木):本物の「キャリアアップ」を考えよう。 |
★このブログは毎日更新予定です。(意気込みレベル)
こんにちは。遠藤です。今日は仕事への創造力が快調でラッキー!でした。
本日の気候は心地よく、夜空も綺麗でした。
さて、少し前の話ですが、先月のフィットネスビジネス誌の特集は「キャリアデザイン」でした。
私もコメントを出したわけですが、多くの方々が参考にすべきナンバー1は、MKMハートフル(株)取締役の郷間加奈子さんの記事だと思います。
郷間さんはルネサンス社で同じ時期を過ごしましたが、ほとんど接点がなかったので、私のことを覚えているかわからないし、ましてや本ブログは読まれていないと思いますが、現況を同誌記事で読み、「これこそがキャリアデザインだ」と思ったし、応援したい気持ちになりました。
そう思った理由は大きく2つあります。
1つは挫折を味わっていることです。
ルネサンス社時代はSVチームで活躍されていましたが、結婚退職し、一段落した後、SVチームの傘下にあるアドバイザー試験を受けるも、落ちてしまったということが書かれていました。
要するに、過去に自分が仕切っていたチームの試験に落ちてしまったのです。
これは、言い表せない屈辱感に襲われたことと思います。
さすがに、この時は「人間不信」になったそうですが、後に「当時の自分は自分勝手な狭い価値観で生きており、新しいことに挑戦しようともせず、安易に古巣に戻ろうとした。思い上がりもはなはだしく、恥ずかしい限りだった」と気付いたことを書かれていました。
この「自己反省」が素晴らしいところです。
落とす方の責任者も断腸の思いだったと思いますが、これは正しい判断です。
「昔の貢献者だから」とか「皆が推薦しているから」なんていう「情実」で選考すれば、今の郷間さんはないわけです。過去の自分をゼロクリアし、厳しい現実から立ち直ったことは称賛に値します。
2つ目は、その後、実質的に独立し、自ら施設を立ち上げるも、ほぼ「売上ゼロ」に陥っていることです。
独立して「売上ゼロ」ということは、「収入ゼロ」ってことです。
私も前職を辞めてから、3ヶ月間は収入ゼロで、しかも、少ない貯金をクラブ運営権の取得に使ってしまったので、収入だけでなく、貯金もほぼゼロになりました。
さらに、部下がいれば貯金を切り崩しますから、完全な赤字です。
この経験者なら、「なんのために、自分はこんなことをしているんだろう?」って思いますよ。
※夫婦仲にも影響する(笑)。信頼がなければやってられません。
それでも郷間さんは、「自分は何がやりたいのか?」ということへの「解」に向かって、進んでいます。
これこそが「本当の意味でのキャリアアップ」なんです。
私は「キャリアアップ」というのは、仕事面だけに限定した狭いことではなく、「人生の総体そのもの」だと思っています。
だから、それを語るのは、人生に対してリスクをはっている人がすべきであって、そうでなければ説得力はありません。
郷間さんのように挫折したり、リスクを背負う覚悟があるから、そこに「人の心をうつ中身」が生まれるのです。
ちなみに、私の記事ですが・・出版後に自己嫌悪になりました。
今回は「ビジョン」という言葉を使ったのですが、これは「志」とすべきでした。
実は、最初は「志」にしていたのですが、いろいろなことを意識して、締切直前に「ビジョン」に変えてしまったのです。
でも、「ビジョン」より「志」です。
読んでいただいた方々、申し訳ありません。
いずれにせよ、「キャリアアップ」を目指す方は、「志」を胸に刻み込み、リスクに立ち向かっていきましょう!
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こんにちは。遠藤です。今日は仕事への創造力が快調でラッキー!でした。
本日の気候は心地よく、夜空も綺麗でした。
さて、少し前の話ですが、先月のフィットネスビジネス誌の特集は「キャリアデザイン」でした。
私もコメントを出したわけですが、多くの方々が参考にすべきナンバー1は、MKMハートフル(株)取締役の郷間加奈子さんの記事だと思います。
郷間さんはルネサンス社で同じ時期を過ごしましたが、ほとんど接点がなかったので、私のことを覚えているかわからないし、ましてや本ブログは読まれていないと思いますが、現況を同誌記事で読み、「これこそがキャリアデザインだ」と思ったし、応援したい気持ちになりました。
そう思った理由は大きく2つあります。
1つは挫折を味わっていることです。
ルネサンス社時代はSVチームで活躍されていましたが、結婚退職し、一段落した後、SVチームの傘下にあるアドバイザー試験を受けるも、落ちてしまったということが書かれていました。
要するに、過去に自分が仕切っていたチームの試験に落ちてしまったのです。
これは、言い表せない屈辱感に襲われたことと思います。
さすがに、この時は「人間不信」になったそうですが、後に「当時の自分は自分勝手な狭い価値観で生きており、新しいことに挑戦しようともせず、安易に古巣に戻ろうとした。思い上がりもはなはだしく、恥ずかしい限りだった」と気付いたことを書かれていました。
この「自己反省」が素晴らしいところです。
落とす方の責任者も断腸の思いだったと思いますが、これは正しい判断です。
「昔の貢献者だから」とか「皆が推薦しているから」なんていう「情実」で選考すれば、今の郷間さんはないわけです。過去の自分をゼロクリアし、厳しい現実から立ち直ったことは称賛に値します。
2つ目は、その後、実質的に独立し、自ら施設を立ち上げるも、ほぼ「売上ゼロ」に陥っていることです。
独立して「売上ゼロ」ということは、「収入ゼロ」ってことです。
私も前職を辞めてから、3ヶ月間は収入ゼロで、しかも、少ない貯金をクラブ運営権の取得に使ってしまったので、収入だけでなく、貯金もほぼゼロになりました。
さらに、部下がいれば貯金を切り崩しますから、完全な赤字です。
この経験者なら、「なんのために、自分はこんなことをしているんだろう?」って思いますよ。
※夫婦仲にも影響する(笑)。信頼がなければやってられません。
それでも郷間さんは、「自分は何がやりたいのか?」ということへの「解」に向かって、進んでいます。
これこそが「本当の意味でのキャリアアップ」なんです。
私は「キャリアアップ」というのは、仕事面だけに限定した狭いことではなく、「人生の総体そのもの」だと思っています。
だから、それを語るのは、人生に対してリスクをはっている人がすべきであって、そうでなければ説得力はありません。
郷間さんのように挫折したり、リスクを背負う覚悟があるから、そこに「人の心をうつ中身」が生まれるのです。
ちなみに、私の記事ですが・・出版後に自己嫌悪になりました。
今回は「ビジョン」という言葉を使ったのですが、これは「志」とすべきでした。
実は、最初は「志」にしていたのですが、いろいろなことを意識して、締切直前に「ビジョン」に変えてしまったのです。
でも、「ビジョン」より「志」です。
読んでいただいた方々、申し訳ありません。
いずれにせよ、「キャリアアップ」を目指す方は、「志」を胸に刻み込み、リスクに立ち向かっていきましょう!
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by fitnessbiz-01
| 2011-02-17 21:36