No.1273 3月6日（日）：フィットネスお悩み相談Ｖｏｌ.187

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※毎週日曜日は「フィットネスお悩み相談」をお届けしています。

【今回のお悩み内容】　
「先日、『日本人のメディア接触時間は、５．８時間／日で、その内訳はテレビが５０％を切り、ネットが３０％に迫った』という記事がありました。私の周囲でもツイッターやフェイスブックが花盛りですが、遠藤さんはこの傾向をどう思いますか？」

【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
１日５．８時間ということは、ざっくり考えて、仕事時間、通勤時間、食事時間、身支度時間、睡眠時間等を除いた、残り時間のほぼすべてでメディア接触しているということになります。（※平均なので休日等で少し狂いますが、だいたい上記のイメージでしょう。）

これはあまりにもバランスが悪すぎると思います。

その内訳を見ても、テレビの５０％は２．９時間（約３時間）ですから、多過ぎます。

最近の、ＮＺ地震災害や入試試験問題などの論点を外した報道を見るにつけ、改めてテレビなど見る必要はないと思っていますので、なおさらそう感じます。

一方、ネットの３０％は、約１．７時間（約１時間４０分）になります。

これは、ネットサーフィンやネットショッピング、ネット検索、はたまたツイッターやフェイスブックでのやりとりなど、あくまでも「プライベートの時間」という前提で話を進めます。

ご意見のように、「ツイッターやフェイスブックが花盛り」ですから、帰宅してパソコンを開いたり、通勤時や休憩時のスマートフォンなどで、一生懸命これらの活動をすれば、１時間４０分くらいにはなるのでしょう。

私はブログやメルマガをやっているので、ネット接触時間が多いと思われるかもしれませんが、これらは「書いたものを送信するだけ」なので、ほとんど接触時間はありません。

ネットも、特定の調べものや用事がある時しか見ませんし、ツイッターやフェイスブックもやっていないので、私見としては、プライベートで、毎日、１時間４０分もやっているとすれば、多過ぎると感じます。

私は一貫して言っていますが、ツイッターやフェイスブックというのは、マーケティングやブランディング、またはテーマについて語り合うなど特定の目的のために行ったり、活用したりするから価値があるのであって、同業界内、しかも、知り合い同士でつぶやき合う程度なら、やり方を変えるか、やめた方がいいと思います。

これは「メディア（流行）に利用されているだけ」だけです。

フェイスブックで世界とつながったとか、英語や中国語でコミュニケーションしているとか、何らかの特定目的のために徹底的に活用しているというのならわかります。

しかし、大半はそうではありません。

そんなことよりも、「自分軸を太くすること」にもっと集中すべきです。

メディアと接触している時間が「５．８時間」もあるなら、同じ時間を読書や、ビジネススクールや、人と会うなど「猛勉強」に費やすべきです。

こういった時代だからこそ、人とは違う時間の使い方をすることが有益なのだと思います。

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