No.1311 4月13日（水）：リスク覚悟で「予測」を公言する。

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こんにちは。遠藤です。今日は昼にかけて車に乗る機会があったのですが、暖かい気候と青空のもと、窓を全開にし、アイスコーヒー（１００円マック製）を片手に爽快でした。

人生は、日々こういう気分でないといけません。

さて、本日の日経新聞関連には面白い記事が結構あったのですが、それは明日、明後日に回す（予定）として、福島原発の深刻度が「レベル７」になりました。
※ＩＡＥＡとＩＮＥＳの見解相違はひとまず置いておいて。

これを聞いた与党、野党議員が「はじめからわかっていたのに、今さらなんだ！」と怒っていますが、「お前らこそ、今さらなんだ！」って感じですね。

「わかっていたなら、大きな声を出して、先に言え！」ってことです。

例えば、大前研一氏は震災の２日後には「この事故がレベル５などありえない。スリーマイル並みのレベル６だ。場合によってはレベル７になる」と公に発言していました。

政府の「５になって、６になって、やっぱり７でした」なんていうのは「論外」なわけで、大事なのは「予測視点」です。

私は原子力の基礎知識がないので、本件については予測ができないため、ベンチマークしている方の意見を参考にしているわけですが、知識や経験が及ぶ範囲、少なくとも、自分の仕事分野は「起きそうなことを予測視点で考え、発言すること」が大事だと思っています。

結果、それが当たる時もあるし、外れる時もあるわけですが、そのリスクや責任が大切だと思うのです。

与党、野党議員を「フィットネス業界あるある」で例えるなら、過程や現場を見ることもせず、結果だけを見て「どうなってんだぁ！」と怒り狂っている営業部長クラスと同じということができます。

結果を見てから、背景を考えることなど誰にでも出来ます。
※多くがこれすら、やっていませんが。

大事なことは現状分析に基づき「予測視点」でモノを考え、それを「結果」と照らし合わせることで、「予測力」を磨くことです。

もちろん、物事は「予測通り」には行かないわけですが、だからこそ、しっかりと行く末を見据えて「準備」することが必要なのだと思います。

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