2011年 04月 14日
No.1312 4月14日(木):価値創造が無ければ、需要創造は絶対に起きない。 |
★このブログは毎日更新予定です。(意気込みレベル)
こんにちは。遠藤です。今日の日帰り出張は富士山が見事でした!
さて、昨日の日経関連新聞から、今日と明日で「2ネタ(明日は予定)」。
まずは、「震災後の消費意識」について。
※首都圏在住の20~60代の男女250人が対象。
調査結果では、3人に1人が「必要最小限の買い物をするようになった」と答えています。
これは、「必要最低限の買い物しかしなくなった」ということですから、残念ながら、「必要」と思われていない「フィットネスクラブ」の入会が低迷するのは必然といえます。
また、多くのクラブで「お客さま(会員さま)の20~25%」が「休眠」しています。
かねてから心無い経営者は「会費だけ払ってくれて、クラブを利用しないのが一番いい会員だ」などと公言していたわけですが、これは論外としても、この「フィットネスが必要と思っていない休眠層」はまっしぐらに「退会」に向かいます。
従って、「入会減」、「退会増」が起こります。
しかしながら、この時、重要なことは「フィットネスが必要」と思っている層は「消費」をやめないということです。
私だって、ゴールドジムさんへ行けば、プロテインを飲むし、(利用可能時間帯は)タンニングもします。
パーソナルトレーニングを受けている人は、それを続けるでしょう。
だから、「在籍」が減っても、「会費外収入」は(大きくは)減らないはずなのです。
私は日頃から「会費外収入」を増加させるべきだと発言しているわけですが、(もちろん、今回のような大震災を想定しているわけではありません)、「会費外収入」は日常利益に貢献するだけでなく、ピンチの際にとても頼りになり、それを担保に抜本的対策を練る時間確保も可能になるのです。
しかし、現実は「在籍頼み」だったり、「会費外収入部分」を「原価連動」にしてしまっているクラブが大半です。
これが自社のビジネスモデルと合致しているのならいいのですが、多くはそうではないと思います。
この「収支モデル」は見直すべきでしょう。
いずれにせよ、この話の結論は「フィットネスが必要」と思う層を増やさなければ、私たちの産業に未来はないということです。
以前も記しましたが、「衣食住健」は、日常の生活になくてはならないものです。
この哲学や信念が「底力の源」になるのです。
しかし、現実を見れば、「伝道師」となるべきフィットネス従事者の多くは、自らカラダを動かすこともせず、数字と睨めっこをするだけで、タバコを吸ったり、暴飲暴食をしたり、肥満化したり。
経営者がなんだかんだと理由をつけて、こんな人達を認めているうちは「永遠にゼロサム」です。
低価格クラブが出れば、従来の参加層からそちらに流れるだけ。
デジャブのように繰り返される低価格会員も同じこと。
これを導入したら、在籍が増えたなんて本気で思っている人の気がしれません。
まったく「学習能力」がない。
価値創造が無ければ、需要創造は絶対に起きません。
「ピンチ」の時に、その原因となっている本質と真摯に向かい合わなくて、一体、いつ改善できるのかと思います。
*****************
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こんにちは。遠藤です。今日の日帰り出張は富士山が見事でした!
さて、昨日の日経関連新聞から、今日と明日で「2ネタ(明日は予定)」。
まずは、「震災後の消費意識」について。
※首都圏在住の20~60代の男女250人が対象。
調査結果では、3人に1人が「必要最小限の買い物をするようになった」と答えています。
これは、「必要最低限の買い物しかしなくなった」ということですから、残念ながら、「必要」と思われていない「フィットネスクラブ」の入会が低迷するのは必然といえます。
また、多くのクラブで「お客さま(会員さま)の20~25%」が「休眠」しています。
かねてから心無い経営者は「会費だけ払ってくれて、クラブを利用しないのが一番いい会員だ」などと公言していたわけですが、これは論外としても、この「フィットネスが必要と思っていない休眠層」はまっしぐらに「退会」に向かいます。
従って、「入会減」、「退会増」が起こります。
しかしながら、この時、重要なことは「フィットネスが必要」と思っている層は「消費」をやめないということです。
私だって、ゴールドジムさんへ行けば、プロテインを飲むし、(利用可能時間帯は)タンニングもします。
パーソナルトレーニングを受けている人は、それを続けるでしょう。
だから、「在籍」が減っても、「会費外収入」は(大きくは)減らないはずなのです。
私は日頃から「会費外収入」を増加させるべきだと発言しているわけですが、(もちろん、今回のような大震災を想定しているわけではありません)、「会費外収入」は日常利益に貢献するだけでなく、ピンチの際にとても頼りになり、それを担保に抜本的対策を練る時間確保も可能になるのです。
しかし、現実は「在籍頼み」だったり、「会費外収入部分」を「原価連動」にしてしまっているクラブが大半です。
これが自社のビジネスモデルと合致しているのならいいのですが、多くはそうではないと思います。
この「収支モデル」は見直すべきでしょう。
いずれにせよ、この話の結論は「フィットネスが必要」と思う層を増やさなければ、私たちの産業に未来はないということです。
以前も記しましたが、「衣食住健」は、日常の生活になくてはならないものです。
この哲学や信念が「底力の源」になるのです。
しかし、現実を見れば、「伝道師」となるべきフィットネス従事者の多くは、自らカラダを動かすこともせず、数字と睨めっこをするだけで、タバコを吸ったり、暴飲暴食をしたり、肥満化したり。
経営者がなんだかんだと理由をつけて、こんな人達を認めているうちは「永遠にゼロサム」です。
低価格クラブが出れば、従来の参加層からそちらに流れるだけ。
デジャブのように繰り返される低価格会員も同じこと。
これを導入したら、在籍が増えたなんて本気で思っている人の気がしれません。
まったく「学習能力」がない。
価値創造が無ければ、需要創造は絶対に起きません。
「ピンチ」の時に、その原因となっている本質と真摯に向かい合わなくて、一体、いつ改善できるのかと思います。
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by fitnessbiz-01
| 2011-04-14 23:53