No.1396 7月6日（水）：目的を持て！なすべきことをなせ！

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こんにちは。遠藤です。今日は買い込んだビジネス誌から有益な指針が得られました。

さて、「日常の多忙の中で、本来の目的・目標を見失っていました・・」というようなことを言う人が、実によくいます。

皆さまの周りにも、多数いることでしょう。

しかし、そんなのは「嘘」です。

しっかりとした「目的・目標」がある人は、そこから視点を外すことはありません。

むしろ、多忙になるほど、自分がぶれないように、強く視点を定めるはずです。

上記のようなことを言っている人は、はじめから「目的・目標」がないんです。

実は、今日の午前中、当社社員に対し、「目的に対して仕事をせよ！」と一喝してきました。

「あなた方の仕事には目的がない。」

「目的がないのに忙しがっていることを、『お仕事ゴッコ』というんだ。」

と。

まぁ、彼等なりに結果を出している部分はあるし、頑張っていることもわからないではない。

けれども、当社が定める「あるべき姿」には程遠い。

私は１クラブが年間１億円の利益を出したとしても、「あるべき姿」を目指して具体的に行動していることが認められなければ減給します。

仮に、利益がその１／１０でも、「あるべき姿」を目指して努力していれば昇給します。

何故かといえば、後者の方が価値が高いからです。

「そんなことをしていたら赤字になるのではないか？」と思われるかも知れませんが、事業を赤字にするのは経営者が悪いんです。

社員がやるべきことをやっていて赤字になるなら、そこに社員の責任はありません。

逆に、本来、行われるべきことが行われていないのに、利益が出ていたら、その事実こそが危機なわけです。

リーダーが向上させるべきものは、利益、お客さま満足度、チーム力、スタッフ力の４つです。

「利益は出ているが、サービスレベルは低い。」

「利益は出ているが、チームは崩壊している。」

「利益は出ているが、スタッフの退職が続出する。」

これは内部に問題があるサインです。

ドラッカーは著書の中で以下のように言われています。

「成果を出す人の共通点は、なすべきことをなす能力を持っているかどうかだけである。」

この考え方こそが、リーダーの王道だと思います。

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