No.1403 7月13日（水）：「機を見て敏」な営業施策の行方。

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こんにちは。遠藤です。今日も本ブログに訪れていただきありがとうございます。

さて、業界大手が「サマータイム会員」を導入しています。

もっとも、こうなるのは「サマータイム制になるのではないか？」となった時点で予想されていたことです。（※私は発言していました。念のため。）

各社は「機を見て敏」ですから、「朝時間」にニーズがあると思えば、「朝●●会員」。

「アフター４」にニーズがあると思えば、「アフター４会員」。

といった感じです。

これは「やらないよりはやったほうがいい」ということだと思います。

業界横並びで導入した「デフレ会員」も、やらなければ在籍が減ったはずなので、短期的にはやった方がよかったと思います。

しかし、「やった結果、中期的な競争力がどうなるか？」は別の話です。

こういう「短期的な視点」の策に終始していて、この先、大丈夫なのかと思います。

私が支配人だったら、「こんな本社の決めた『その場しのぎ』の策には同調できない。やってほしいなら、１年後、３年後のビジョン（競争戦略）を示してくれ！」と言いますね。間違いなく。

大手の事業モデルや企業風土で、会員種別が１０以上あったり、デフレ会員を導入したりするのは、自らの競争力を弱めるだけですよ。

コスト削減には限界がありますから、その内、利益は再び下降に転じると思います。

「ではどうしたらいいのか？」については、答えは明白です。

私は事あるごとに、それを明言しています。

このままなら「業界大手」の行く末は、「大手百貨店」と同じ道を歩むはずです。

社内に異議を唱える「アタッカー」はいないのでしょうか？

「従う時代」は終わったんです。

何故、叫ばない？

何故、黙って従う？

私は不思議です。

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