2011年 11月 22日
No.1535 11月22日(火):「不毛の地」。 |
こんにちは。遠藤です。先ほど(少々、予定より早く)「現場のミカタ」に「紹介入会の7つの訴求方法」を画像付きでアップしました。かなりお楽しみいただけると思います。
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さて、先日の「日経トップリーダー」は「価格競争から脱却せよ」という特集で、サブタイトルには「不毛の地に甘んじれば先行きはない」と記されていました。
この「不毛の地」というのは、私達がよく使っている表現なので、思わず笑ってしまいました。
当たり前のことですが、「不毛の地」に足を踏み入れれば脱却は容易ではなく、中期的に経営は危機にさらされます。
実は、先週のメルマガの「フィットネスビジネスの視点」には、「マッサージやエステに関する価格調査(調査:日経MJ)」を記そうと思っていました。
※結局、「カーブスさん」と「世界糖尿病デー」をチョイスしましたが。
その調査によると、マッサージやエステに1回あたり払ってもよい金額は「3000円~5000円」がトップで全体の40.5%でした。
しかしながら、これらのビジネスの「客単価」が、マーケットの希望額と同じということはないと思います。
※結局はそれ以上払うという意味。このレベルの「客単価」の店は潰れると思う。
一方、「フィットネス」に目を向ければ、「1ヶ月でスポーツや運動にかけていいと思う金額」は、「5000円未満」が32.7%でトップです(調査:角川マガジンズ)。
関連事項では、「1ヶ月にダイエットにかけてもいい金額」は、「お金はかけない」の43.6%を除けば、3000円未満の20.9%がトップです。(調査:日経MJ)
もっとも、ダイエットは「3000円~5000円」が16.1%いますので、「1ヶ月でスポーツや運動にかけていいと思う金額」は、「3000円~5000円程度」と見るのが妥当です。
これは、(私が狙ったわけではなく)「マッサージやエステに1回あたり払ってもよい金額」とまったく同じです。
マッサージやエステと異なり、フィットネス業界は「客単価」が、この「希望額」に向かっているように思います。
私はビジネスとは、必ずしも「マーケットの希望額に合わせる」ということではないと思っています。
特に「人を介してサービスが提供されるフィットネス業」はなおさらです。
同誌では気鋭の大学教授である楠木健氏が以下のようにいわれていました。
「価格競争ほど、楽な経営はない。」
フィットネス業は「見えない価値」をどれだけ高められるかに、今後の課題があると思います。
*****************
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※以下の広告は私の意思とはまったく関係なく勝手に表示されております。
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さて、先日の「日経トップリーダー」は「価格競争から脱却せよ」という特集で、サブタイトルには「不毛の地に甘んじれば先行きはない」と記されていました。
この「不毛の地」というのは、私達がよく使っている表現なので、思わず笑ってしまいました。
当たり前のことですが、「不毛の地」に足を踏み入れれば脱却は容易ではなく、中期的に経営は危機にさらされます。
実は、先週のメルマガの「フィットネスビジネスの視点」には、「マッサージやエステに関する価格調査(調査:日経MJ)」を記そうと思っていました。
※結局、「カーブスさん」と「世界糖尿病デー」をチョイスしましたが。
その調査によると、マッサージやエステに1回あたり払ってもよい金額は「3000円~5000円」がトップで全体の40.5%でした。
しかしながら、これらのビジネスの「客単価」が、マーケットの希望額と同じということはないと思います。
※結局はそれ以上払うという意味。このレベルの「客単価」の店は潰れると思う。
一方、「フィットネス」に目を向ければ、「1ヶ月でスポーツや運動にかけていいと思う金額」は、「5000円未満」が32.7%でトップです(調査:角川マガジンズ)。
関連事項では、「1ヶ月にダイエットにかけてもいい金額」は、「お金はかけない」の43.6%を除けば、3000円未満の20.9%がトップです。(調査:日経MJ)
もっとも、ダイエットは「3000円~5000円」が16.1%いますので、「1ヶ月でスポーツや運動にかけていいと思う金額」は、「3000円~5000円程度」と見るのが妥当です。
これは、(私が狙ったわけではなく)「マッサージやエステに1回あたり払ってもよい金額」とまったく同じです。
マッサージやエステと異なり、フィットネス業界は「客単価」が、この「希望額」に向かっているように思います。
私はビジネスとは、必ずしも「マーケットの希望額に合わせる」ということではないと思っています。
特に「人を介してサービスが提供されるフィットネス業」はなおさらです。
同誌では気鋭の大学教授である楠木健氏が以下のようにいわれていました。
「価格競争ほど、楽な経営はない。」
フィットネス業は「見えない価値」をどれだけ高められるかに、今後の課題があると思います。
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by fitnessbiz-01
| 2011-11-22 23:02