No.1549 12月6日（火）：「タバコ」を吸っても会員数は増える。

こんにちは。遠藤です。今日は「望年会」でした。

昨今は「フィットネスビズ新聞」などを通じ、「過去の私」を公開していることもあり、その会の中で同志の経営者の方に「２０年以上前から予防医療等について語っていたのですね」という主旨のことを言っていただきました。

この部分に着目していただけることは嬉しいことです。

私は「その価値」が４，０００円とか５，０００円ではないという信念を持っています。

ちなみに、私は「安価会員」を否定しているように言われるのですが、おそらく意味合いが違います。（私の説明不足）

仮に、月会費が１円でよいのであれば、何ら問題ないと思っています。

むしろ、導入すれば会員数が増えることは事例でわかっているのですから、皮肉ではなく、必要ならばやるべきです。

私だって、かつては「安価会員」で７００名の会員数を増やしたことがありますので。

ただ、現在の私としては「フィットネスの価値」が４，０００円とか５，０００円なら、この業界からきれいさっぱり足を洗います。
※選択肢として、４，０００円とか５，０００円のクラブがあるのはよいと思います。

こう言うと、今まで運動をしたことのない方々にとっては「月４回」とかでも十分な価値があるではないか、「始まるきっかけ」としては良いではないかという話になります。

まったくその通りだと思うわけです。

だから、そう思う人は信念を持ってそうしたらいいのです。

けれども、私であれば最初の２～３ヶ月は、「安価」なオファーをしたとしても、３～４ヶ月目からはもっと高い会費を要求します。

そこで退会されるなら、「ハイ、それまでよ」です。

自分達に何の実力もないという証です。

（以前のメルマガで記しましたが）、カーブスさんが「インスリン抵抗性」とか「ロコモティブシンドローム」といった概念の浸透を主張しています。

実に「まっとうな方向性」だと思います。

でも、そんなことを知らなくても、会員数は増えます。

経営陣がタバコを吸っていたって、会員数は増えます。

結果、業界全体の「参加率」は「ゼロサム以下」です。

これは何なのでしょう？

「カラダを動かす」というのは、健康づくり（医療費削減）の唯一絶対の手法です。

それが「スマホ定額」より安いはずがないと私は思っています。

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