No.1585 1月11日（水）：「カスタマー・マイオピア・トレーナー」

こんにちは。遠藤です。本日は体調悪化の兆候が見られたので睡眠時間を多く取りました。その後、矛盾するかのように行ったジムでは拳上回数が伸びたのでカラダというのは難しいです。

さて、昨日のメルマガで紹介した「１００円のコーラを１０００円で売る方法」に中に、「カスタマー・マイオピア」という言葉がありました。

この言葉は初めて聞いたのですが、読んだ瞬間に個別にブログで取り上げようと思いました。

何故なら、新年のフィットネスビジネス誌にまったく同じことを書いていたからです。

ちなみに「カスタマー・マイオピア」とは、「目の前のお客さまに対応しようとして、多くのお客さまが本当に望んでいることに対応できない」という意味です。

同誌における新年からの連載テーマは「トレーナーの課題」的なことを選択しているのですが、私はそこに「現場トレーナーの多くはパーソナルに特化し過ぎて、クラブ全体のお客さま継続率を向上させることができていない」と記しました。
※詳しくは同誌をご覧ください。

連載上は丁寧に書く必要があるので上記の表現にしていますが、率直にいうならば「究極の自己満足」ということです。

フィットネス業界には他にも似たような事例があります。

一部の人の意見をあたかも「皆が言っている」みたいに大袈裟に表現するメンタリティです。

私は２０年くらい前から、このことを「少数意見誇張発想」と名付けています。

わかりやすい例だと、会員さまの一部が参加しているイベントを指して「お客さまの満足が実現しました。多くの方々が喜んでいました」とか、同じく、１０名程度のお客さまにお叱りを受けたことを指して「クレームで囲まれました」というやつです。

これらになるとトレーナーの「カスタマー・マイオピア」とは意味が異なってきますが、共通するメンタリティは「近視眼的だ」ということです。
※マイオピアの意味通りですが。

では、何故、「近視眼的」になるのでしょうか？

明日はこのことに対する私見を手厳しく述べようと思います。

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