No.1650 3月16日（金）：筋トレは大事、「考えること」はもっと大事！

こんにちは。遠藤です。今日はコラム「間違いだらけのフィットネストレーニング」でもお馴染みで、当社がアドバイザー（技術顧問）をお願いしている原田一志さんとのＭＴＧが３時間に及びました。

本質的な話し合いは時が経つのを忘れます。

フィットネス業界では「ファンクショナルトレーニング」や「サスペンショントレーニング」が流行中です。

これらの優れたトレーニングも「本質」を捉えていなければ、「上っ面をかじったこと」にしかなりません。

あまり詳しくは書きませんが、原田さんと会話をすると、本当にわかっている人が一体どれほどいるのか疑問になります。

さて、今回の勉強会では「戦略」と「戦術」の違いについて説明しています。

「戦略」は「将軍の術」で、「戦術」は「兵士の術」というものです。
※説明項目はその他にもありますが。

ちょうど、今日の日経ＭＪには「ビジネスホテル業界の戦略練り直し」という記事がありました。

数日前の伊藤ブログにも「あなたがホテルの総支配人だったら停滞するホテル業界の立て直しにどうするか？」という出題がされていましたね。

同新聞には各社の方向性が記されていました。

・客単価引き上げ
・自社サイト経由の予約者アップ
・レジャー客の獲得強化
・外国人客の獲得強化
・既存店テコ入れ
・個人客の獲得強化

などなど。

自社サイト経由を増やしたところで、収益は増えますが、肝心要の「稼働率」が改善するわけではなく、対象が外国人であれ、家族であれ、ビジネスマンであれ、予約が埋まらないことには話になりませんから、これは戦略の中枢にはなりません。

では、どうすれば「稼働率を高められるか？」

私はホテルをよく使いますが、予約段階からチェックイン、入室、仕事、入浴、就寝、朝食、チェックアウトまで「不便だらけ」です。

ここを改善するだけでも、（あくまでも短期的な）稼働率は上がるのではないかと思うくらいですが、いずれにせよ、勉強会で「戦略」について考え、翌日の新聞でわかりやすい事例が掲載され、そこで「自分だったらどうするか？」を考え・・このような習慣を続けていけば、間違いなく思考力は強化されます。

私が勉強会で「１日３テーマ」と話したのはこういうことです。

今後の個人の競争力は「知的武装」、「知的強化」しかありません。

筋トレも大事ですが、「考えること」はもっと大事だと思います。

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