No.1667 4月2日（月）：リンゴではなく、その源となる土を与える

こんにちは。遠藤です。本日、「週刊フィットネスビズ新聞」をアップいたしました。今週のエールは「最初から勇気は・・」、成長回顧録は「組織改革レポートその５＋その６」などの内容です。本ページ左上のボタンからご覧ください。

さて、橋下徹大阪市長が中心となり策定した「維新版・船中八策」の表紙に以下のコメントが記されていると知りました。

「今の日本、皆さんにリンゴを与えることはできません。リンゴのなる木の土を耕し直します」

短縮すると、「リンゴではなく、その源となる土を与えます」というものです。

（船中八策の議論ではなく）、これは「良い比喩」です。

また、このことは本ブログで一貫して書いてきたことと同じであり、「教育」の本質だと思います。

フィットネス業界人の多くが「リンゴ」を欲しがります。

しかし、これでは成長できません。

大切なことは「土を耕すこと」です。

私は連載などで「こうやったら会員数が増えます」みたいなことは書きません。

だから、「もっと、具体的なことを教えてほしい」と言われることがあります。

これこそが「リンゴをください思考」です。

本ブログでは「農場の法則」について幾度か記してきました。

簡単に振り返ると、それは「収穫を得たいなら、成すべきことを、正しい順番で成す必要がある」ということです。

つまり、「収穫」を得たいなら、

１．土を耕す
２．種を植える
３．手入れをする
４．収穫する

を実行することが必要で、もっとも大切な観点は、これらは順番が変わることも、１つが欠けることも許されないということです。

私は「土」や「種」に影響を与えるやり方を常に意識しています。

でも、「土」も「種」も軽視されているように思えます。

これらがなければ「収穫」しないのに・・。

「農場の法則」に反してはいけません。

もっとも重要な「原理原則」です。

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