2012年 05月 26日
No.1721 5月26日(土):フィットネスビズ兄に訊け!Vol.50(通巻241) |
※毎週土曜日は「フィットネスビズ兄に訊け」です。
【今回のご相談】
「遠藤さんは『会社は誰のもの』だとお考えですか?当社の社長は『会社は株主のためのもので、君達社員のものではない』と言うのですが、非常に違和感があります。」
【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
これは個人の考え方によって、結論が大きく分かれる問題だと思います。
実際、多くの著名人が色々な意見を持っているのが事実です。
が、私の中では(ある程度)はっきりしているので以下に示しますが、あくまでも参考程度にしていただければと思います。
まず、「持ち主」という観点でいえば、「株主のもの」です。
「株主」が出資することにより会社が出来たわけですから、これは「絶対的なこと」だと思います。
もしかすると、貴社の社長さんもその部分を述べたのかもしれません。
また、フィットネス業界従事者の多くは、「株」とか「出資者」という感覚に疎すぎるので、この「ぬるい状況」に対し、あえて「君達のものではない!」と言い放ったということも推測できます。
「株主のもの」、「お客さまのもの」、「社員(従業員)のもの」・・。
私もいろいろ考えてきましたが、現時点においては「社会のもの」という考え方です。
会社というのは「社会に貢献するため」に生誕し、存在しているものだと思います。
なので、「社会のもの」だと思うのです。
もちろん、この概念に「お客さま」も含まれますが、「社会全体」という単位がしっくりきます。
さらに、もう1ついうならば、「その理念に責任をともなって参加した人達のもの」となります。
ここで「株主」が出てきます。
会社の理念や目的に価値を感じ、それを実現するために自費を投じて参画した人が「真の株主」です。
だから、私は自社の社員に「理念実現に本気なら出資すべきだ」と幾度も言っています。
でも、この感覚がわかる人はほとんどいません。
したがって、私の方針下においては、自費を「投じる」ことなく、給料を「貰うだけ」の社員は「会社は君達のものではない」と言われても仕方がないと思います。
※あくまでも、トップの私がそのような考え方の当社における価値観です。
「良い会社」の本を読むと「会社は従業員のもの」とよく書いてありますね。
多くの従業員はこのような言葉を待っているのでしょう。
しかし、その考えは「もっとも甘い」と私は思います。
だからといって、「大切にしなくていい」ということではありません。
ただ、会社というものを論理立てて考えれば、そのような結論には至らないということです。
以上、繰り返しですが、あくまでも参考にしていただければと思います。
*****************
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これは個人の考え方によって、結論が大きく分かれる問題だと思います。
実際、多くの著名人が色々な意見を持っているのが事実です。
が、私の中では(ある程度)はっきりしているので以下に示しますが、あくまでも参考程度にしていただければと思います。
まず、「持ち主」という観点でいえば、「株主のもの」です。
「株主」が出資することにより会社が出来たわけですから、これは「絶対的なこと」だと思います。
もしかすると、貴社の社長さんもその部分を述べたのかもしれません。
また、フィットネス業界従事者の多くは、「株」とか「出資者」という感覚に疎すぎるので、この「ぬるい状況」に対し、あえて「君達のものではない!」と言い放ったということも推測できます。
「株主のもの」、「お客さまのもの」、「社員(従業員)のもの」・・。
私もいろいろ考えてきましたが、現時点においては「社会のもの」という考え方です。
会社というのは「社会に貢献するため」に生誕し、存在しているものだと思います。
なので、「社会のもの」だと思うのです。
もちろん、この概念に「お客さま」も含まれますが、「社会全体」という単位がしっくりきます。
さらに、もう1ついうならば、「その理念に責任をともなって参加した人達のもの」となります。
ここで「株主」が出てきます。
会社の理念や目的に価値を感じ、それを実現するために自費を投じて参画した人が「真の株主」です。
だから、私は自社の社員に「理念実現に本気なら出資すべきだ」と幾度も言っています。
でも、この感覚がわかる人はほとんどいません。
したがって、私の方針下においては、自費を「投じる」ことなく、給料を「貰うだけ」の社員は「会社は君達のものではない」と言われても仕方がないと思います。
※あくまでも、トップの私がそのような考え方の当社における価値観です。
「良い会社」の本を読むと「会社は従業員のもの」とよく書いてありますね。
多くの従業員はこのような言葉を待っているのでしょう。
しかし、その考えは「もっとも甘い」と私は思います。
だからといって、「大切にしなくていい」ということではありません。
ただ、会社というものを論理立てて考えれば、そのような結論には至らないということです。
以上、繰り返しですが、あくまでも参考にしていただければと思います。
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by fitnessbiz-01
| 2012-05-26 22:15