2012年 07月 14日
No.1770 7月14日(土):フィットネスビズ兄に訊け!Vol.57(通巻248) |
※毎週土曜日は「フィットネスビズ兄に訊け」です。
【今回のご相談】
「フィットネス業界は『人・ビジネス』だと思います。しかし、当社の経営陣は『社員教育をしたからといって業績が上がるわけではない』という考え方です。この考え方について、どう思われますか?」
【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
あり得ないですね。
私は「人の成長」=「業績向上」=「会社の成長」だと思います。
では何故、御社の経営陣が「社員教育をしたからといって業績は上がるわけではない」と考えるかというと、フィットネス業界内を見た時に、「人の成長」=「業績向上」になっていないケースが多々あるからだと思います。
要は「社員のレベルが低くても利益が出ている」という状態です。
こうなる理由は「ビジネスモデル」が強いからです。
もっとも、「強いビジネスモデル」を創るのが、経営者の役割責任ですので、これは素晴らしいことだと思います。
しかしながら、当業界においては、未だに「施設・立地・料金」などと言っている旧態依然としたリーダーが多いことからもわかるように、「ビジネスモデル」とは大型ハードに依存した単純なものです。
※「施設・立地・料金」は必要条件として必須です。念のため。
大手を中心に軒並み「ジムスタジオ型クラブ」に進出しては、撤退や出店中止を繰り返していることがその証左です。
要は「運営ノウハウ」という「中身」がないのです。
「中身」が磨かれなければ社員の能力は高まりません。
したがって、仮に業績向上でも、そこに従事する社員が成長するかどうかは別問題ということになります。
このタイプの企業では成長実感が得られない人から辞めていくと思います。
いずれにせよ、当然のこととして、「ビジネスモデルが永遠」ということはありませんから、教育に力を入れていない企業は、その段階で競争力を失うことになると思います。
最後に補足を。
教育をしたからといって、全員が成長するわけではありません。
10名中、2名程度が抜きん出てくれば十分でしょう。
また、「社員教育を強化する」=「人を大切にする」でもありません。
社員教育とは、日常の「哲学」や「信条」の現れです。
このあたりの背景も多くの企業で教育が機能しない大きな理由だと思います。
※7月の勉強会、よろしくお願いいたします!
↓↓↓
★7月の定例勉強会 「現有戦力を最大化する人材育成~中間層6割の育成方法~」
詳細、お申込みはこちらをクリックください。
*****************
★「Power of Thinking」創刊記念キャンペーン実施中!
7月は「創刊記念キャンペーン」として、お得な「第二次特別割引」でお申込みいただけます。締切は7月31日(火)までです。是非、期間内にお申し込みください!
※詳細&ご購読のお申込みはこちらから!
★当社メルマガ「フィットネスビズ通信」の無料登録はこちらから!
★おすすめコラム!「間違えだらけのフィットネストレーニング(毎週木曜更新)」はこちらから!
※以下の広告は私の意思とはまったく関係なく勝手に表示されております。
【今回のご相談】
「フィットネス業界は『人・ビジネス』だと思います。しかし、当社の経営陣は『社員教育をしたからといって業績が上がるわけではない』という考え方です。この考え方について、どう思われますか?」
【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
あり得ないですね。
私は「人の成長」=「業績向上」=「会社の成長」だと思います。
では何故、御社の経営陣が「社員教育をしたからといって業績は上がるわけではない」と考えるかというと、フィットネス業界内を見た時に、「人の成長」=「業績向上」になっていないケースが多々あるからだと思います。
要は「社員のレベルが低くても利益が出ている」という状態です。
こうなる理由は「ビジネスモデル」が強いからです。
もっとも、「強いビジネスモデル」を創るのが、経営者の役割責任ですので、これは素晴らしいことだと思います。
しかしながら、当業界においては、未だに「施設・立地・料金」などと言っている旧態依然としたリーダーが多いことからもわかるように、「ビジネスモデル」とは大型ハードに依存した単純なものです。
※「施設・立地・料金」は必要条件として必須です。念のため。
大手を中心に軒並み「ジムスタジオ型クラブ」に進出しては、撤退や出店中止を繰り返していることがその証左です。
要は「運営ノウハウ」という「中身」がないのです。
「中身」が磨かれなければ社員の能力は高まりません。
したがって、仮に業績向上でも、そこに従事する社員が成長するかどうかは別問題ということになります。
このタイプの企業では成長実感が得られない人から辞めていくと思います。
いずれにせよ、当然のこととして、「ビジネスモデルが永遠」ということはありませんから、教育に力を入れていない企業は、その段階で競争力を失うことになると思います。
最後に補足を。
教育をしたからといって、全員が成長するわけではありません。
10名中、2名程度が抜きん出てくれば十分でしょう。
また、「社員教育を強化する」=「人を大切にする」でもありません。
社員教育とは、日常の「哲学」や「信条」の現れです。
このあたりの背景も多くの企業で教育が機能しない大きな理由だと思います。
※7月の勉強会、よろしくお願いいたします!
↓↓↓
★7月の定例勉強会 「現有戦力を最大化する人材育成~中間層6割の育成方法~」
詳細、お申込みはこちらをクリックください。
*****************
★「Power of Thinking」創刊記念キャンペーン実施中!
7月は「創刊記念キャンペーン」として、お得な「第二次特別割引」でお申込みいただけます。締切は7月31日(火)までです。是非、期間内にお申し込みください!
※詳細&ご購読のお申込みはこちらから!
★当社メルマガ「フィットネスビズ通信」の無料登録はこちらから!
★おすすめコラム!「間違えだらけのフィットネストレーニング(毎週木曜更新)」はこちらから!
※以下の広告は私の意思とはまったく関係なく勝手に表示されております。
by fitnessbiz-01
| 2012-07-14 23:59