No.1771 7月15日（日）：「親」はとっても難しい

※日曜日はプライベート的な内容（あくまでも予定）です。

こんにちは。遠藤です。先週に記した通り、「あ～、やっぱり家はいいなぁ～」という雄叫びで出張から帰宅しました。

その帰路の機内で「子どもが育つ言葉」的な本を読んだのですが、非常に反省させられます。

ちなみに「子ども」と「子供」については、「供」という字に「お供」的な意味合いがあるという解釈を耳にしてから、その真偽には様々な意見があるものの、私は「子ども」と表現するようにしています。

最大の反省点は「親の価値観」を子どもに押し付けてしまうということです。

どうしても親は自分の人生観を子どもに投影してしまいます。

私でいえば、高校野球時代が思い出したくもないような悔いで終了しています。

だから、子ども達には同じような惨めな思いをしてほしくないという気持ちがありますし、今の私にはそうならないための方法もわかっています。

そうならぬための「心構え」を子ども達に教えておくことは有用ですが、それが押し付けになってしまったり、できているかどうかを確認するようになってしまったら、明らかな行き過ぎだと思います。

子ども達にとってスポーツが楽しめなくなってしまうだけではなく、これでは親の人生の「埋め合わせ」を子どもがやっているようなものです。

自分が学歴で苦労したから、子どもには塾で猛勉強をさせる。

我が子にはオリンピックに行ってほしいから、小さい時から英才教育をする。

すべて余計なお世話だと思いますね。

子ども達ほど「人と違う」という個性を持っています。

この個性を大人が押し殺すから、「皆、同じ」になってしまうのです。

私は親として未熟だと自覚しています。

しかし、それがわかった頃には、彼等は巣立っていってしまうのかもしれません。

親は難しいです。

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