No.1821 9月3日（月）：「質問」に答えられない社会人

こんにちは。遠藤です。本日は思考力強化マガジン「Ｐｏｗｅｒ　ｏｆ　Ｔｈｉｎｋｉｎｇ」、および、「フィットネスビス通信」を配信いたしました。

なお、今回は「有料版」が１件送信拒否されたままの状態です。１件はご連絡いただけましたが、やはり「送れる週」と「拒否される週」があるようで原因がわかりません。

「戻ってきたメール」はアドレス確認できるのですが、「送信段階で拒否されたメール」はアドレス確認をすることができないため、届いていない方はメールにてご連絡くださいませ。

さて、本日の日経産業新聞は柳井正氏（というかユニクロ）が特集されており、その中で柳井氏が「あなたの考えを教えてほしい」、「何故、それをやりたいんですか」ということを常に問いかけるという記載がありました。

私も当社社員には「決まったパターン」しか質問しません。

「で、どうするの？」

「そのために何をするの？」

「何故、そう思うの？」

つまり、「目標」と「手段」と「理由」だけを尋ねます。

それに対する典型的なパターンは以下の２つです。

・論点の定まらないことをグダグダ言う
・黙り込む

要は「まったく考えていない」わけです。

本日配信の「有料版」に関連したことを書きましたが、日本の学校教育というのは「答えを暗記させる」、「答えを隠して当てさせる」が中心です。

で、会社に入っても、上司や先輩社員に礼儀正しく服従することを求められるので、これらのプロセスに洗脳された多くの人達は、脳の「自分の頭で考える部分」がまったく使われないままに大人（３０歳くらい）になっているのです。

だから、「最初に見たこと」、「新しく知ったこと」、「思いついたこと」などが「結論」になってしまうのです。

「Ｐｏｗｅｒ　ｏｆ　Ｔｈｉｎｋｉｎｇ」は「質量」ともに「考える力」のプラスになっていると確信しています。

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