No.1884 11月5日（月）：ゴールは明確になるほど、どんどん遠くなる・・

こんにちは。遠藤です。本日、思考力強化マガジン「Ｐｏｗｅｒ　ｏｆ　Ｔｈｉｎｋｉｎｇ」等を配信いたしました。

今回のテーマは「実行に課題があるＡ支配人（出題）」と「もし、あなたがアウトレットモールの営業責任者だったら？（回答）」です。思考力を鍛えたい方は本ブログ下段のアドレスよりお申し込みください。

さて、日本中のクラブで「入会不調」故の、理念なき「退会減らせ！」、「紹介増やせ！」という檄が飛んでいると予測していますが（この表現は、かなり前にフィットネスビジネス誌でも使いましたが）、退会を減らすには自クラブの強みとなっている部分を磨くことが不可欠です。

施設が魅力のクラブであれば、それを磨く。

安さが魅力のクラブであれば、それを磨く。

サービスが魅力のクラブであれば、それを磨く。

ここがポイントです。

この観点なくして、とりあえず「退会減らせ！」、「紹介増やせ！」とやっても効果はないと思います。

そもそも、上記のような「強み」さえないのが、多くの実情でしょう。

裏を返せば、この「強み」がないことが、「入会減」になっている主原因なわけですから、何をかいわんやという話です。

私はお客さまにとっての最大価値は「トレーナー」だと思っています。

快適な施設、リーズナブルな価格、上品なお客さま層、これらの根本に「良いトレーナー」がいる。

これがベーシックな「良いクラブ」です。

各種プログラムは「トレーナー（イントラ含む）」が創出するものなので、「良いトレーナー」がいれば自動的に良くなります。

が、ここが長年に渡る最大のジレンマです。

柳井正氏の名言に「本当に仕事ができる人は、自分に対する評価が非常に低いのです。それは到達する目標が見えていて、届かない距離がわかるからです」がありますが、（私が仕事ができるという意ではなく）、いつまでたっても、何をやっても届かないですね。

むしろ、ゴールが明確になればなるほど、どんどん遠くなって行く気がします。

でも、ゴールは見えていますから。

必ず実現します。

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