2012年 11月 09日
No.1888 11月9日(金):今日は「リーダーシップ考」 |
こんにちは。遠藤です。本日は疲労蓄積でジムをキャンセル。明日は早起きして行きたいと思います。
さて、昨日は「理念」について意見交換し、考えを深めたと記しました。
引き続き、今日は「リーダーシップ考」でした。
(ファイスブックの「今日の●●」シリーズにも記しましたが)、ドラッカーは「リーダーシップ」について、以下のように喝破しています。
「リーダーシップとは人を引きつけることではない。そのようなものは『煽動的資質』にすぎない。仲間をつくり、人に影響を与えることでもない。そのようなものは『セールスマンシップ』にすぎない。」
「リーダーシップとは何ですか?」と質問すると、多くの人がこう答えます。
「統率力です」と。
または「チームを引っ張る力です」と。
多くの人が共通的にこう答える事実は、「リーダーシップ」というものが掘り下げられることなく、極めて「イメージ」で捉えられていることを示していると思います。
「統率力」というと、先頭に立つ人、元気のいい人、声の大きい人、場を仕切る人などなどが思い浮かびます。
ドラッカーはこれを「煽動的資質にすぎない」と断じているわけです。
私もことあるごとに「リーダーシップとは統率力ではない」と繰り返してきました。
「リーダーシップ」とは「正しい方向を示すこと」です。
ドラッカーの言葉を引用するなら、「リーダーシップとは、組織の使命を考え抜き、それを目に見えるかたちで確立することである」となります。
さらにドラッカーは「リーダーシップとは仕事である」と断言しています。
これが「リーダーシップ」を「統率力」という「個人的資質の強い要素」と結びつけることの誤りだと思います。
当然、私は「リーダー」として「リーダーシップ」を発揮する立場にいます。
この時、私なりに気をつけていることがあります。
単純なことですが、それは「口で言っていることと、やっていることを絶対に矛盾させない」ということです。
口だけ動いているのもダメ。口で言ったことと違うことをするのもダメ。
これをやった瞬間に「リーダーとしての尊厳」は崩壊します。
とはいえ、「尊厳が崩壊」しても、リーダー(職)としてはやっていけます。
何をやろうが、何を言おうが、「役職」や「立場」はそのまま残るからです。
でも、この状態が一番いけない。
「リーダー」とは「聖なる立場」なのです。
今日の参加メンバーが、「リーダーシップ」について「内省」することで、「リーダー」としてさらに成長していくことを期待します。
もちろん、「私」を含めてです。
*****************
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「リーダーシップとは人を引きつけることではない。そのようなものは『煽動的資質』にすぎない。仲間をつくり、人に影響を与えることでもない。そのようなものは『セールスマンシップ』にすぎない。」
「リーダーシップとは何ですか?」と質問すると、多くの人がこう答えます。
「統率力です」と。
または「チームを引っ張る力です」と。
多くの人が共通的にこう答える事実は、「リーダーシップ」というものが掘り下げられることなく、極めて「イメージ」で捉えられていることを示していると思います。
「統率力」というと、先頭に立つ人、元気のいい人、声の大きい人、場を仕切る人などなどが思い浮かびます。
ドラッカーはこれを「煽動的資質にすぎない」と断じているわけです。
私もことあるごとに「リーダーシップとは統率力ではない」と繰り返してきました。
「リーダーシップ」とは「正しい方向を示すこと」です。
ドラッカーの言葉を引用するなら、「リーダーシップとは、組織の使命を考え抜き、それを目に見えるかたちで確立することである」となります。
さらにドラッカーは「リーダーシップとは仕事である」と断言しています。
これが「リーダーシップ」を「統率力」という「個人的資質の強い要素」と結びつけることの誤りだと思います。
当然、私は「リーダー」として「リーダーシップ」を発揮する立場にいます。
この時、私なりに気をつけていることがあります。
単純なことですが、それは「口で言っていることと、やっていることを絶対に矛盾させない」ということです。
口だけ動いているのもダメ。口で言ったことと違うことをするのもダメ。
これをやった瞬間に「リーダーとしての尊厳」は崩壊します。
とはいえ、「尊厳が崩壊」しても、リーダー(職)としてはやっていけます。
何をやろうが、何を言おうが、「役職」や「立場」はそのまま残るからです。
でも、この状態が一番いけない。
「リーダー」とは「聖なる立場」なのです。
今日の参加メンバーが、「リーダーシップ」について「内省」することで、「リーダー」としてさらに成長していくことを期待します。
もちろん、「私」を含めてです。
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by fitnessbiz-01
| 2012-11-09 22:49