No.1895 11月16日（金）：「勘違いトレーナー」の５ステップ

こんにちは。遠藤です。今日は３日間の関西出張から戻って、自宅で快適な朝を迎えました。どうもホテルだとリズムが崩れます。

さて、昨今の業界全般の状況を見ていると「勘違いしたトレーナー」が増えているように感じます。

そこで、「勘違いトレーナーの５ステップ」というのを考案しましたので発表いたします。

それは以下の順番です。

第１ステップ：そもそもの礼儀知らず（先天的要素）
入社早々、挨拶ができないとか、表情が悪いとか、口のきき方を知らないとか言われている者。そのことを指摘されても改善がない者。こういうインテリジェンスが足りない人間は「そもそも論」としてものになりません。しかし、この類が多いのが当業界です。

第２ステップ：甘い環境（後天的環境）
「もともとの礼儀知らず」を性根から叩き直す鬼軍曹が周囲にいればいいものの、たいていは厳しく指導しないため、この「後天的環境」との掛け合わせによって、当人は素行不良のまま年齢を重ねます。

第３ステップ：「お山の大将」の誕生
本人と環境の問題で、本来、組織の一員として「やるべきこと」があり、また、「身につけるべき能力」も無限にあるのに、自分勝手で偏狭な能力（？）で満足することが許されると、この人間はさらに自分勝手な「お山の大将」になっていきます。

第４ステップ：そこに先輩から声が掛かる
そんなところに、最近の「ミニジムブーム」も加担して、昔、一緒に働いていた先輩等が無責任に「一緒にやろう」などと声をかけます。現状の組織や自分の評価に不満なご当人は「やりがい」を求めて転職します。

第５ステップ：見事な有給消化
このタイプの人間は必ず「権利」として、ありったけの有給を消化します。そして、「辞める会社」の給与で、「次に行く会社」の仕事をします。ここに「人間性」が出ます。権利とはいえ、私には許し難い行動です。

以上でございます。

まぁ、皆さまの周りでも同事例は数えきれないほどにあることでしょう。

私は一貫して言っています。

「前職で実績を残していない人、評価を受けてない人は、転職しても、独立しても上手くいかない」と。

フィットネス業界は、この「検証」を早期にしっかりやるべきでしょうね。

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