2012年 11月 22日
No.1901 11月22日(木):「理念なき教育」 |
こんにちは。遠藤です。本日、プロフェッショナルトレーナー原田一志さんの「間違いだらけのフィットネストレーニング」がアップされています。
今回は「マッサージ行為」です。原田さんが自社のHPでも明記していることですが、私はこの主張に100%賛意を示します。熟読いただきたいと思います。
※こちらからご覧ください。通常時は当社ホームページトップ(下部)か本ブログ下段をクリックください。
さて、今日は当社主催の勉強会(名古屋会場)でした。
情熱のある若手(私の年代からすると)の方々が多いので、是非、「地域主権」でフィットネス業界を盛り上げていって欲しいと思います。
その模様は明日のフェイスブックにアップ予定です。
さてさて・・本日の日経新聞に掲載されていた建築家の安藤忠雄氏の「理念なき教育」という問題提起は素晴らしいものでした。
各企業の教育担当者の多くはデスクの前にでも貼り付けておいたらいいと思います。
以下に重要箇所を抜粋します。(※青い字)
・私の事務所には夏休み等に有名大学の学生アルバイトがやってくるが、あまりに物事を知らなくて絶句する。
・日本の多くの大学は学生も教員もほとんどが日本人だ。そんなことで国際化社会で通用する人材を輩出することなどできない。
・現在の教育は「左脳教育」である。しかし、創造力や勇気を司る右脳があって初めて人間といえる。今の教育は「考える機会」を与えずに画一的な人間をつくっている。
・教育する側にもされる側にも「それが人間の一生を決めるものだ」という認識と覚悟がいるが、今の教育にはその緊張感がない。
・大学は学生に「死に物狂いで勉強しろ。成績が悪ければ卒業させない」と宣言すべきだ。このように大学関係者にいうと「それがなかなか難しい」などと言う。
・知識と創造性を兼ね備えた自立した若者でなければ、実社会では使いものにならない。
(以上)
手前味噌ですが、これらは私が様々な媒体を通じて、フィットネス業界に言い続けてきたことと同じです。
「学生」を「各個人」、「大学」を「各企業」に読み替えていただけば、そっくりそのままです。
とりわけ、当業界は「スポーツ中心で勉強していない学生」が「ますます勉強しない社会人」になっている点で危機的状況なのです。
しかし、このような現状認識はほとんどされていません。
私が「人事部」を「ひとごと部」と呼ぶようになって久しいですが、安藤氏のように「教育」の本質を理解していない頭でっかちな「デスクワーカー」が、「目指すべき像」からカリキュラムを逆算するのではなく、「目先の内容」を並べた末、金太郎飴のような均質化された人間をつくり、それに対して各個人も何ら疑問も危機感も持っていないのが、各企業の「社員教育」の姿でしょう。
会社は社員に理想を要求し、厳しく鍛えるべきです。
少なくとも「リーダー」はそこからしか輩出されません。
★遠藤、伊藤が講師を務める「第26回フィットネスビジネス勉強会」のご案内
・日時:2012年12月10日(月)
・13:00~17:15(※終了後、懇親会)
・テーマ
「価値提案型プロモーションとプロモーション精度の向上」(伊藤)
「トレーナーの戦力化 その具体的手法」(遠藤)
※その他、詳細、お申込みはこちらから!
*****************
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各企業の教育担当者の多くはデスクの前にでも貼り付けておいたらいいと思います。
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・私の事務所には夏休み等に有名大学の学生アルバイトがやってくるが、あまりに物事を知らなくて絶句する。
・日本の多くの大学は学生も教員もほとんどが日本人だ。そんなことで国際化社会で通用する人材を輩出することなどできない。
・現在の教育は「左脳教育」である。しかし、創造力や勇気を司る右脳があって初めて人間といえる。今の教育は「考える機会」を与えずに画一的な人間をつくっている。
・教育する側にもされる側にも「それが人間の一生を決めるものだ」という認識と覚悟がいるが、今の教育にはその緊張感がない。
・大学は学生に「死に物狂いで勉強しろ。成績が悪ければ卒業させない」と宣言すべきだ。このように大学関係者にいうと「それがなかなか難しい」などと言う。
・知識と創造性を兼ね備えた自立した若者でなければ、実社会では使いものにならない。
(以上)
手前味噌ですが、これらは私が様々な媒体を通じて、フィットネス業界に言い続けてきたことと同じです。
「学生」を「各個人」、「大学」を「各企業」に読み替えていただけば、そっくりそのままです。
とりわけ、当業界は「スポーツ中心で勉強していない学生」が「ますます勉強しない社会人」になっている点で危機的状況なのです。
しかし、このような現状認識はほとんどされていません。
私が「人事部」を「ひとごと部」と呼ぶようになって久しいですが、安藤氏のように「教育」の本質を理解していない頭でっかちな「デスクワーカー」が、「目指すべき像」からカリキュラムを逆算するのではなく、「目先の内容」を並べた末、金太郎飴のような均質化された人間をつくり、それに対して各個人も何ら疑問も危機感も持っていないのが、各企業の「社員教育」の姿でしょう。
会社は社員に理想を要求し、厳しく鍛えるべきです。
少なくとも「リーダー」はそこからしか輩出されません。
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by fitnessbiz-01
| 2012-11-22 23:48