No.1910 12月1日（土）：フィットネスビズ兄に訊け！Ｖｏｌ.75（通巻266）

※毎週土曜日は「フィットネスビズ兄に訊け」です。

【今回のご相談】　
「日曜のブログなどからも家族のことを第一に考えていると強く感じます。私も見習っていきたいのですが、そのような姿勢でい続けるためのポイントのようなものはありますか？」

【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
このことはよく尋ねられるのですが、非常に不思議な感じがします。

何故なら、「家族が第一」ということに理由などないからです。

（以前のブログに記したこともありますが）、もしも、社員と子どもが崖から落ちそうになっていて、どちらか一人を助けることができるとすれば、「アーメン」と言いながら、迷わず子どもを助けます。

あえて理由をつけるとすれば、私がこの世に存在している意味は、私に命を授けたくれた両親と、私を夫として選んでくれた妻、そして、親を選ぶ権利が無くこの世に生誕した３人の子ども達を幸せにするためだと思っていることがあるかもしれません。

私にとって「仕事」というのは、この次にくるのです。

「仕事」で成功・成長するために、家族を犠牲にするのは私の人生観とは合いません。

私が見てきた中で、「家族と仕事」における典型的な「アンバランス」に以下の２つがあります。

「仕事を第一に考えて、仕事を優先する」→仕事人間

「家族を第一に考えて、家族を優先する」→マイホームパパ

この２つの姿は、まったく見習いたくありません。

だから、私は「家族を第一に考え、仕事を優先する」ということを自分の行動指針にしています。

大切なことは、仕事で実績を残さなければ、家族を幸せにすることはできないということです。

したがって、家族を幸せにするには、「家族より仕事を優先しなければならない」のです。

また、仕事で一人前になれない人が、立派な親になれるとは到底思えません。

こういう考え方を恋愛時代から、相手に伝えておくことが必要です。

よくある過ちは、恋愛時代は「彼女中心（彼氏中心）」だったのに、会社での役職が上がるにつれ、束縛される時間が長くなり、それがパートナーの不満につながっていくことです。

週の６日間を定時通りに帰宅することが「家族第一」ではありませんね。

週の６日間が出張（仕事）でも、それぞれがベストを尽くして生きることが、私の考える「家族第一」です。

そんなことを雑談の中で日頃から話し合っていることが、「ポイント」といえばそうなるのかもしれません。

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