No.1924 12月15日（土）：フィットネスビズ兄に訊け！Ｖｏｌ.77（通巻268）

※毎週土曜日は「フィットネスビズ兄に訊け」です。

【今回のご相談】　
「ブログ等で『リスペクトする経営者』という表現がたまに出てきますが、どのような基準で判断しているのでしょうか？差し支えない範囲で教えてください。」

【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
これは明確です。頭の中にパッと以下の項目が浮かびます。

１．「事業軸」がぶれていないこと。具体的には「身体を動かすことを基軸とした『フィットネス』を人々に広めていくことが自分達の本分である」という思考軸にブレがないこと。

２．この業界で働く「人材」の将来を真剣に考えていること。

３．自ら「フィットネス」を実践していること。

４．人柄が誠実であること。

５．事業を継続していること。

リスペクトする方々は、これらが１つとして欠けていません。

こういう方々は「志が高い」ので社員スタッフは大変かもしれませんが、以下に述べるような「矛盾した経営者」のもとで働くより、ずーっと成長できると思います。

というわけで、わかりやすく、これらの「逆」を表現してみましょう。

１．数字にしか関心がない。「月会費だけ払って、使わないのが一番いい会員」などと未だに口走る。様々な事業に手を出し、フィットネス事業に命を賭けていない。

２．「社員を育成する」ということに関心がない。口ではそう言っていても、実際は育てる努力をせずに、机上の空論や結果だけを求める。こういう会社は社員がよく辞める。または「従属的な人間」だけが残る。

３．自らがトレーニングしない。喫煙者。肥満者。社員には「喫煙禁止」とか言っておきながら、酒を飲むとタバコを吸う経営者がいるようだが、話にならない。

４．威張っている。人の話を聞かない。こういう人間は大嫌い。

５．何といっても、事業を継続することはもっとも大事。放漫経営、ノー戦略経営は断罪もの。

と、いう感じです。

皆さまの周辺はどうですか？

大事なことは「不満を漏らすこと」ではなく、「自分がリスペクトされる人材になる」ということです。

ともに、その域を目指して頑張りましょう！

※２０１３年最初の勉強会日程です。テーマは熟考中です。詳細はもうしばらくお待ちください。

・２月６日（水）：大阪会場
・２月１５日（金）：東京会場
・２月１９日（火）：名古屋会場
※時間はいずれも１８：１５～２０：４５です。

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