No.1951 1月11日（金）：「人」シリーズ⑦：「ＰＬ」が読めない社員はいらない

こんにちは。遠藤です。今日は「熱くなる会議＆飲み会」で、実に充実していました。

さて、勝手気ままに始まった「人シリーズ」は今日で終わりですが、最後は「決算書が読めない社員はいらない」という本が宣伝されているという話です。
※私は読んでいませんが。

これをフィットネス業界人に置き換えさせていただくと、「ＰＬが読めない社員はいらない」となります。

そもそも「ＰＬ」を日本語でいえない人も、半数くらいはいるのではないかと思えるほどです。
※ＰＬ学園ではありません。

カラダを動かすことが好き、トレーニングが好き、接客が好きといった「幼稚な動機」で、この仕事を選んだ多くの業界人の多くが「数字」が苦手で、自らそれを避けています。

しかし、「ＰＬが読めない」というのは、家庭において主婦が「家計簿がわからない」と言っているのと同じことです。

こういう家庭がどうなるかといえば、「放漫会計」で崩壊します。
※もちろん、夫婦で抑止するわけですが、わかりやすい比喩ということで。

この時、この主婦が「でも、私は魚の料理が上手です」と言ったらどうなるでしょう？

「だったら、家計簿が滅茶苦茶でも仕方ないね！」

・・・とはなりません。

「それはそれ、これはこれ」という話でしょう。

フィットネスクラブにおいて専門家を気取りながら、「ＰＬは読めません」と言っている人々は、これと同じ状態です。

フィットネスクラブは支配人などが「ＰＬ」を一手に引き受けてくれるため、「ＰＬは支配人の管轄」といった価値観が蔓延していますが、とんでもない間違えです。

私は遅くとも入社１年くらい経っても「ＰＬが読めない（＝ＰＬが自分でつくれない）」という人、そこに問題意識が持てない人は、「将来もリーダーとしては期待できない」と断定してよいと思います。

中途で入ってきたなら、「３ヶ月」が限度ですね。

私は「入社１年目にＰＬ表を理解させるのか？」という質問を実に多く受けるのですが、こういう認識の上司が会社の発展や部下スタッフの育成を阻害しているのです。

リブセンスの村上太一氏は２５歳です。

片や「株式上場」。

片や「ＰＬも読めません」。

「数字力」は社会人１年目の必修科目です。

「ＰＬが読めない社員」は、今年は読めるようになってください！

１日も早くです。

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